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徒然なるままに

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徒然なるままにメモ
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2018年10月の記事一覧

自分も「強者の論理」に根ざしていたと気づいた話

私は、あからさまに負のオーラを放つ人が苦手だ。 自分のバリアが確立されていないからか、自分のエネルギーまで吸い取られてしまう気がするので、できるだけ距離を置きたいと思う。 そんなわけで、何事もネガティブに、マイナスの方向に捉える人に対して、「なんでそんなふうに考えるんだろう……」「自分で自分の首を締めて不幸になっている」と考えていた。 そして、考え方がネガティブベースの人が、どうしたらポジティブに物事を捉えられるか、どうしたら自分をもっと幸せにできるのかという問いが自分

私のすきな人たち、自然体な人たち

最近、いままで私が「すきだ」と強く思った人たちの特徴がなんとなく掴めてきた。 人を構成する要素はたくさんあるので、特徴はひとつではないのだけど、その中でも、今まで言語化できていなかったものについて今回は書きたいと思う。 自分の欲にも、他者の欲にも誠実な人9月22日、23日と立て続けに、友人(尊敬する先生的な存在の人)のファシリテーション講座と、哲学者の國分功一郎さん、精神科医の斎藤環さん、高木俊介さん、東大教授の石原孝二さんによる「ODNJPシンポジウム:オープンダイアロ

「ありがとう」と言えるように

みんなに「ありがとう」と言えるようになる方法。 それはとりもなおさず、すべてを自分ごと化することだと思う。 * * * 組織で動くとき、誰かがあまり働いてくれないと腹が立つ。同じ条件下でコミットメント量が異なると、チームもギクシャクする。 大学時代の部活でもそれがちょっとした課題だった。 そのときに思ったのは、ある人のコミットメント量が少なくても、「辞めてしまうよりは良い」ということだった。 私の同期は人数が少なかったし、幹部になってから仲間を増やすことは基本的に無

職業格差「1位コンサル1316万円、64位は介護401万円」

昨日の東洋経済オンラインのアクセスランキング1位の記事は、【最新版!40歳年収「64業界別」ランキング】だった。 副題は「1位コンサル1316万円、64位は介護401万円」。 これこそ、私が大学生の頃、問題意識を持っていた現象だったなあと思い出した。 この圧倒的賃金格差。 * * * 私の従兄弟は、介護の仕事をしている。 遠方に住んでいるので滅多に会わないし、私が社会人になってからは久しく会っていないけど、穏やかで真面目な人だ。いまは亡き私たちの祖父母と一緒に暮ら