新井薬師梅照院
1月は、休日出勤もあったり、不規則で、なかなか慌ただしく過ぎていきました。もうちょっと時間を有効活用できたらな・・・とは思うのですが、ダラダラしてしまって、なかなかやらなくてはならないことが進みません。
そんなこんなで、リフレッシュも兼ねて、久しぶりに東京の実家に帰ることに。でも、土曜日は半日勤務なので、退勤した後、実家まで帰る途中に、どこかお寺でも参拝できたら、と思い、ふと思い立って中野区にある新井薬師に寄ってみました。
新井薬師というお寺があるのは、西武線に新井薬師前という駅があるので昔から知ってはいました。
でも、どんなお寺なのかはぜんぜん知りませんでした。
西武線の電車。この黄色い電車、なんとなく好きです。
そして、都内を走る西武新宿線の駅も好きです。
その魅力は何か言葉では言い表せないものですね。
しいて言えば「あっ、やっぱり新宿線の沿線ってこんな感じだよね。この雰囲気なんか好き」みたいな。
狭苦しいごちゃごちゃした駅前。これもやっぱり西武線っぽい。
ところが、聞く話によれば、中井から野方の間は踏切解消のため、連続立体交差事業を進めているのだとか。
新井薬師前駅も、やがては地下駅になるとのことで。
うーむ・・・踏切解消はいいことなんでしょうけど、沿線の町並みは大きく変わるでしょうね。
それはそれで寂しいような気もします。
それはともなく新井薬師へ。
特に地図とか案内板とかはなく、方角だけ見当をつけて、テキトーに歩きます。
歩かせやがる・・・新井薬師前という駅名がついているわりに、結構歩きました。
とは言え、駅から5分くらいでしたが。
場所がわからないと、遠く感じるものです。帰りはさっさと駅までつきました。
山門をくぐります。
これまた駅名にもなるくらいだから、さぞかし大きなお寺・・・と思いきや、案外こじんまりとしたお寺の様子。
これは不動堂。
反対側には薬師堂。
そんでもって本堂です。
真言宗のお寺で、本尊は薬師如来と如意輪観音が背中合わせに彫られた仏様だということで、非常に珍しいものですが、秘仏だそうです。
薬師如来と言えば、病気平癒や健康に霊験あらたかな仏様ですが、各地にある薬師如来では、特に眼病平癒に対する祈願が行われる場合が多いです。ここ新井薬師のお札には、「子育 治眼」と書かれていました。
小さいけれど、とてもいい感じのお寺でした。特に1月のもうすぐ夕方という時間帯。ちょっと暗いけど、それがまたいい感じを出していました。
けれども、お参りする人はひっきりなしに訪れています。特に子連れの夫婦が多いのはちょっと驚きました。
また、ふらりと訪れたい。そんな感じのいいお寺でした。
(おわり)
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