見出し画像

紀三井寺(和歌山市)

新婚旅行の記事再開。
というわけで、翌日は四国を離れ徳島に行くべく、徳島港へ。
鳴門からは一般道で徳島市へ。
カーナビと途中に立っている看板のおかげで案外、徳島港へはスムーズにたどり着けた。
南海フェリーはドライブスルーで乗船券を発行してくれるから便利。
無事、乗船券をゲットし、乗船待ちの列へ。

f:id:pt-watcher:20220111165138j:plain
隣の車(バス)は富山ナンバー。お遍路だろうか?

このターミナルで40分ほど待機。車ごとフェリーに乗るのは初めての経験なのでずいぶんゆとりを持って到着。

f:id:pt-watcher:20220111165140j:plain

しかし、折からの雨は残念。

f:id:pt-watcher:20220111165143j:plain

そうしているうちに乗るフェリーがやってきた。南海フェリー「かつらぎ」は11時に徳島港を出港、和歌山港には13時5分に着く。

f:id:pt-watcher:20220111165145j:plain
和歌山港から来た船が車を降ろしていきます

2時間ほどの船旅のスタート!徳島港を船出します。

f:id:pt-watcher:20220111165147j:plain

さらば四国~また来るぜ!

f:id:pt-watcher:20220111165150j:plain
f:id:pt-watcher:20220111165152j:plain

紀伊水道を渡る長い長い船の旅。

f:id:pt-watcher:20220111165155j:plain

途中からずっと淡路島の島影を追いながらの旅。四国と本州は陸路でつながっているが、やはり徳島から和歌山だったら船で短絡した方が早い。

f:id:pt-watcher:20220111165158j:plain

昨日行ってきた淡路島もさらば~ また来るよ!

f:id:pt-watcher:20220111165200j:plain

13時頃、予定通り和歌山入港。
こうして今ぞ着くは和歌山港。カーナビに「紀三井寺」と入力。ちなみに私は和歌山初上陸である。

和歌山市内は曇りで雨は降っていなかった。

f:id:pt-watcher:20220111165951j:plain

フェリーの中では特に食べられるものはなく、腹ペコのまま紀三井寺へ。
ということで、門前町で何か食べられるものを探すが、案外飲食店がやっていない!

f:id:pt-watcher:20220111170936j:plain

…というわけで、さんざん迷った挙句、地元の人しか来ないような喫茶店で私はカツカレーを妻はオムライスなどを食べた。
仕切り直しで紀三井寺へ。途中、紀勢線の踏切がある。

f:id:pt-watcher:20220111170938j:plain
紀勢線の踏切

紀三井寺…なお、正式な寺号は護国院金剛宝寺といい、紀三井寺は通称である。

f:id:pt-watcher:20220111165954j:plain

かつては真言宗、現在は    救世観音宗の総本山である。

紀三井寺って、三井寺(園城寺)となんか関係があるのかと思ったら、その名の由来は境内に湧く3つの井戸、すなわち三井水(さんせいすい)から来ているんだとか。

f:id:pt-watcher:20220111165956j:plain

紀三井寺は行ったことは当然なかったが、この階段の光景は何となく知っていた…
桜もちょうど綺麗で胸が躍る。

f:id:pt-watcher:20220111170001j:plain

本堂へ向かう石段の途中途中に堂宇がいくつか点在している。

f:id:pt-watcher:20220111170004j:plain

なお、表参道はこんな石段だが、エレベーターが途中まで用意されている。

f:id:pt-watcher:20220111170007j:plain

とは言え、この美しい桜と建築を楽しまない手はない。

f:id:pt-watcher:20220111170010j:plain

ここは瀧本院という子院。寺域にはこうした子院がたくさんある。

f:id:pt-watcher:20220111170012j:plain

なお、紀三井寺は西国33か所の2番目の札所である。しかし、1番は同じ和歌山県とは言え、那智の青岸渡寺だから、1番から2番までの距離がすごい。

f:id:pt-watcher:20220111170015j:plain

これは三井水の一つ、清浄水。

f:id:pt-watcher:20220111170018j:plain

しかし、雰囲気は最高だね。

f:id:pt-watcher:20220111170020j:plain

景色を楽しんでいるうちに本堂へ着。

f:id:pt-watcher:20220111170022j:plain

桜が本当に綺麗なこと。

f:id:pt-watcher:20220111170025j:plain

本尊は十一面観音で、やはり観音霊場特有の雰囲気を持つ。

f:id:pt-watcher:20220111170027j:plain

現代においても観音信仰は根強い。いろいろなものの縁をつなぐ、という意味でも我々の新婚旅行にはぴったしかな。

f:id:pt-watcher:20220111170030j:plain

寺からは和歌山市街が一望できる。和歌の浦の眺めも。

f:id:pt-watcher:20220111170033j:plain
f:id:pt-watcher:20220111170035j:plain
f:id:pt-watcher:20220111170038j:plain
鎮守社
f:id:pt-watcher:20220111170041j:plain
重要文化財の多宝塔

さあ、こうして紀三井寺の見学を終えた我々はいよいよ南紀へ!旅は早くも中盤戦へ突入!!!
次は安珍と清姫の伝説で有名な道成寺へ…
(続く)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?