長野県は伊那地方、駒ケ根市にある天台宗宝積山(ほうしゃくざん)光前寺は、うっそうとした木々に囲まれた境内にある立派な本堂が見ものです。本尊は不動明王、開山は本聖上人で、寺伝によれば貞観2年(860年)の創建と伝えられています。霊犬早太郎の伝説で知られています。
光前寺へは、中央自動車道駒ヶ根インターチェンジから車で、だいたい5分ほどで着きます。 入り口付近は土産物店などが並び、結構賑わっていましたが、中に入ると森に囲まれたその雰囲気に圧倒されます。
本堂は、幕末のものですが、非常に立派です。
入母屋唐破風造りの本堂。こけら葺きなのもいい感じです。このスタイルは長野県に多いように感じられます。
一度は行ってみたかった光前寺。前々から行きたい行きたいと思っていましたが、やっと来ることができました。
このお寺を知ったのは、遠州見付(現在の静岡県磐田市見付)に伝わる早太郎伝説がきっかけでした。
早太郎伝説の解説板。
また三重塔前にも早太郎の像がありました。
経蔵。早太郎供養のためのお経はここにあるのでしょうか?
こちらは山門。
しかし、光前寺参拝で気づいてしまったのは、伊那地方の魅力です。
今回は光前寺など少ししか見て回ることができなかったのですが、伊那地方には他にもいろいろな見どころがいっぱいあるようです。 そして、伊那の向こう側に広がる塩尻や木曽もまた魅力的。 いやぁ、長野県っていいところですね・・・ ここ数年は、ほぼ毎年長野に行っていますが、まだまだ長野の魅力はつきません。 そんな長野は冬は寒いということで、冬に行くのには冬タイヤが必要です。 というわけで、冬の長野に行ったことはなかったのですが・・・今年はとうとうスタッドレスタイヤの購入を決断しました。 こうして今年の秋と冬、再び長野に出かけてこようと思っています。
(おわり)