洒水の滝(山北町)
これはまだ6月の話。久々の平日休みを利用した近場ドライブに行きました。とりあえず近場でいいから温泉に行きたいと思い、以前から気になっていた山北町の町立温泉に行こうと思い、東名を一路西へ進みます。平日なので道路はスイスイ。大井松田ICまでスムーズに進んでいきました。
途中、洒水(しゃすい)の滝というものがあることを知り、寄ってみることにしました。
洒水の滝、246から看板はいっぱい出ているのに、ファイナルアプローチがわかりにくい・・・
さっそく涼し気な水音が響く。
むっ!何やら気になる石祠発見!
しかし!看板読めなーい!ケルヒャーを持ってこよう!
あたりはあちこちから湧水が流れ出す。
いよいよ滝が近づいてきた。展望台から見てみると・・・
ここが洒水の滝。
しかし、この赤い橋のたもとより向こうへは行けない。
水は冷たく、気持ちよかった。
ただ蚊がいっぱいいて、ほどなく退散。
洒水の滝・・・初めてながらなかなか良いところだった。
車を走らせ、今度は丹沢湖の畔にやってきた。
三保ダムの貯水湖である。
一休み。ここからさらに車を走らせ・・・
やってきたのは山北町の中川温泉
渓流沿いにあるのは・・・
町立中川温泉ぶなの湯
ちょっとお湯の温度が低めか。施設はいい感じなだけに残念。
近くまで来たので最後は南足柄へ抜け、大雄山へ。
この季節、たびたび来てます。
自動車で大雄山に登る参道沿いにある「十八丁目茶屋」で名物のとろろ定食を食べて、参拝するのが私のお気に入り。
毎年一回は行ってます。
やはり大雄山は、この新緑の季節が美しい。
そして、道了尊を祀る御真殿
禅宗ながらこの神仏混淆の形をとるのは自分では意外だった。
なお、南足柄には隣接する小田原との合併の話があるらしい。
おそらく両市長の間では合併を前提に話を進める、ということになっていそうな気がする。
足柄エリアの消防の広域化(=小田原消防への事務委託)をはじめ、西湘エリアにおける小田原の存在感はあって当然なのだが、南足柄市の消滅ということに目を向けると、地域の衰退が見て取れる。それがましてや人口が第2位の神奈川県でさえこの状況になってしまうのだから…
反対の東側では三浦市も人口減少が進み、かなり衰退が進んでいるようだ。
どうにかならないものかねぇ・・・
◆おまけ
この前見たリメイク版(2015)に続き、本家(1967、岡本喜八監督)の「日本のいちばん長い日」を見た。
評価が高い本家作だが、確かに役者立ちの演技はこちらの方が危機迫るものがあるね。
笠智衆の鈴木貫太郎首相。笠智衆は小津作品のイメージからか「優しいお父さん」の雰囲気が抜けない。この点、2015年版の山崎努による鈴木貫太郎の方が合っていたかな。
阿南陸相は三船敏郎。渋くてかっこいい!こちらはやはり役所広司の阿南陸相よりいいね。
自分としては1967年版に出演した人たちや、これを見た人たちは何を思ったのかってことだった。
今の私たちが見る「日本のいちばん長い日」は、当然遠い昔の物語。
だけど1967年なんて、まだ当事者がいっぱい存命な上、多くの国民にとっても戦争の記憶がまだ残っている頃。その人たちはあの戦争とその終結をどう思ったのだろうか・・・
この夏は終戦に関することをいろいろ調べてみようかな。
暑さよりも湿度が不快感を増す。早く夏が過ぎ去って欲しいねぇ・・・
(終わり)
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