伊勢原・日向の彼岸花
たまたま平日なのに仕事が休みだったので、ドライブへ繰り出しました。行き先は愛しの神奈川。平日だから、平日しか行けないところ(=休日だと混んでるところ)を集中的に攻めました。
いろいろ行ったのですが、速報的な意味合いもあり、伊勢原・日向地区の彼岸花群生地の様子から。
神奈川県伊勢原市の大山の東麓にある谷合いの集落の、日向地区は彼岸花の群生地で有名です。
毎年9月の中旬頃から10月にかけて、多くの見物客やカメラマンで賑わいます。
まだ、ちょっと早いかな、とは思ったのですが、寒い日が続いた上、行きがけに埼玉の家の近くを車で通ったら、すでに彼岸花が咲いていたので、もしかしたら、と寄ってみました。
車は日向薬師の麓の駐車場へ。バスの折り返し所に隣接している駐車場。日向薬師は林道を経由して山の上にも駐車場があるため、普段は結構ガラガラだから、「余裕でしょ」と思っていたら・・・
この通り、すでにほぼ満車。平日でこれなら、休日は車は無理でしょう。
臨時駐車場や有料駐車場がいくつか設けられているようですが、日向地区へはそもそも道が狭いので、彼岸花のシーズン中の車での来場はあまりおすすめできない。
でも、この通り、小田急の伊勢原駅からバスが出ています。
普段は本数は少ないが、彼岸花のシーズン中は増便される模様なので、休日はバスの利用をお勧めします。思えば、この日向薬師―伊勢原駅間のバス、かつて大山登山の時、お世話になったなぁ・・・
さてさて、彼岸花はどんなものか。
いきなり咲いている。
ここ日向地区では、畑や田んぼの畔に生えた彼岸花を見ることができます。
日向は静かな山間の集落ですが、彼岸花のシーズンになると案内所が設けられたり、順路が設定されたり、彼岸花を見に行く人のために地区の人がいろいろ便宜をはかってくれているようです。
ここ数日は涼しかったが…日向地区は暑い!
というか、まだセミが鳴いているし…
神奈川だから当たり前か。
寒い日が続いたせいか、埼玉ではめっきりセミの鳴き声を聞かなくなりました・・・
彼岸花も五分咲きといったところ?
もうちょっと経てば、もっと開くんでしょう。
彼岸花は別名、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)とも言いますが、注意して見ていると、案外どこにでも生えている。
でも、こうして群生している場所は、関東だと埼玉・日高の巾着田とかが有名かな。
歩き回ってバチバチ写真を撮ります。
でも、カメラが普通のコンデジだから、写真もあまりよくない・・・
近くを流れる日向川の清流の響きがいい感じ。
そして、こののどかな農村の趣も良いです。
彼岸花もさることながら、実った稲も綺麗だね。
田んぼの写真もいっぱい撮りました。
とんぼ。アキアカネ?
これもとんぼ。とんぼがいっぱい飛んでいて、いかにも秋っぽい。
接写モードで連発。
彼岸花は伝承などから墓場に生えているイメージが強い。
しかも彼岸花の名前の通り、秋のお彼岸のシーズンに開花するので、ちょっと悲しげな雰囲気が漂うお花。
でも、自分はそんな儚げな雰囲気が好きなのかも。
案外標高が高い。眼下に伊勢原の町が見える。
そんなこんなな伊勢原・日向の彼岸花。
まもなく訪れるシルバーウィーク頃には見頃を迎え、混雑は必至な様子。
自分自身、すでに3回ほど訪れたこの日向の魅力は、何といってものどかで静かな里の雰囲気。
観光客が山のように押し寄せると、魅力が減ってしまうかな?
でも、良いところなので、皆さんもぜひ、一度は秋の日向へお越しください。
(終わり)
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