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インフォデミックに注意

グーテンモルゲン、

ドイツからTamamiがお伝えします。

今回の世界的コロナの流行。これをパンデミックと言いますが、これに対し、「インフォデミック」は「インフォメーション(情報)」と「エピデミック(流行)」を組み合わせた言葉で、不確な情報が大量に広がり、問題の解決を遅らせるような状況のことを言うそうです。


この言葉を聞いたのは、今日。

ある方が、日本での買いだめの話から、インフォデミックなのよと言ったこと。

新しい事から生まれる新しい言葉。

今回のこのインフォデミックって流行ると思います。

いや、そういうことではなくてですね。

日本の情報を時々知り合いや家族からも電話で聞きますが、その情報ってすごい感じでまわってくるんですよ。情報源、ライングループとか。

これって不確かすぎるのに、すごい影響力で。その方によると、あるママグループから、「ちょっと聞いたんだけど、小さなお子様がいる人は知っておいた方が良いから伝えるけど、おむつがなくなるかもしれないらしいとか、もうここのドラッグストアにはなかった。」、とか「若い男性とか転売目的で明らかに子供いなそうなのに、おむつ何個も買ってる人みた」とか追加でのコメントがラインのグループでやり取りされるんですって。ここに悪気は一切なく書き込んでいて、それこそ、「もしかするとそうなるかもっていう注意書きだけだから大丈夫だと思うけど」っていう事が善意で書かれてたり。

それを鵜呑みにはしないと思っていても、実際その近所ではもうエピデミック。実際にその近所のおむつがなくってるという現象がおきてるそうです。

日本人は災害に強くなった=買いだめ慣れしていて家には蓄えがあり自分の家は大丈夫対策がすごく練られてるそう。

これ、ドイツでも一理ありますが、このグループでの情報回しは日本ほどないなと思ってます。

この現象からわかること。

噂はインタネット回線より速いといいますが、噂×インタネット回線を使うとどうなるでしょうか?

これが、20人いるグループなりコミュニティーの中でおきるとどうなるでしょうか。

不安は感染します。感染し、証拠が送られ、現実化した時、大パニックが大流行するわけであります。

私は、コミュニティーの在り方によし悪しがあると思っていますが、今回のこのコロナでは、新しいコミュニティができたり、コミュニティからの情報で助け合ったりもあると思います。

ぜひ、皆様もコロナにも注意をすべきではありますが、インフォデミックにもお気を付けてください。

感染力強しで、コロナより身近にいるかもしれません。


アウフウィダゼーン

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