見出し画像

ブックカバーチャレンジ 一日目

グーテンモルゲン、

ドイツからTamamiがお伝えします。

今回、FBにて大隈和子さんからご指名いただきましてこのブックカバーチャレンジというのが周ってきました。あまり本をがっつり読む時間がないのですが挑戦してみようと思い、第一弾にこの本を選ばせていただきました。

話は変わりますが、皆様には大隈和子さんとの出会いをまずご紹介したいと思います。

あの日は、地元群馬県に帰った時でした。

お金があまりない私に、中学からの友達がビジネスホテルを予約してくれたんです。

友達(チー)は夜遅くに合流するからと言い、私は15時にはホテルのチェックインをする予定でした。その前には、中学の同級生で女医として世界的に活躍する私のクラスで一番の美女であり学級委員だった(ワイピー)とランチ。

久しぶりに会って色々語り尽くし、ホテルまで送ってもらったときに、彼女が、「このホテルってそういえば、うちのクラスの男子(ケイ)が支配人してるらしいよ。あと、マツコの知らない世界で取り上げられてたけど、日本一のビジネスホテルらしいよ」って。

駅前のホテルなんて知らなかったし、高崎に日本一のビジネスホテル?聞いた事なかった。

画像4

そのホテルは、高崎駅前にドカーンと2012年にオープンしたココ・グランというホテル。このホテルがなんで全国一位なんだろうってまずは興味深くなっていた。そして、チェックインでは支配人が同じクラスだっていうからフロントでケイ支配人いますか?って聞いてみた。そして、私は、同級生のタマミですって。「今は館内にはいるんですが、戻ってきましたらお伝えしておきます」って言われそのまま私は部屋にいった。

画像5

部屋に入ると、噂のマッサージチェア。これが全室に完備されている。なるほど。こういうことでリピート客からの指名率をとってるのだと感じた。部屋には女性用の化粧水とかアメニティーが豊富で、とにかくきめ細かいサービスに気づく。女性は180度以上の視野を持っているともいう。その中でも部屋では色々なところを開け、見る癖がある。ベットも普通のビジネスホテルよりも少し大きめになっていて、空気清浄機から乾燥防止機能までついている。こりゃ、やられた。至れり尽くせりだし、もうビジネスホテルの域超えてるわって。

そんなリサーチをしている間に部屋のチャイムがなり開けると、ホテルの方が、「支配人からのサービスです」ってデザートの詰め合わせが。

なぬ?こんなおもてなしを受けるのか、同級生から。

ただの、同級生だって言っただけなんだけどな。

いやそれにしても、うちの中学で出会った友達って言っても連絡とってたわけではないし、連絡とってたのは唯一私の担任の先生。その先生とは長年のママ友になっていた。先生を通し、みんなが繋がっていたりして群馬で時々集まりがあったようだ。そこには、そのワイピー女医の友達も時々参加し、ケイ支配人も時々参加していたらしい。私は、ほぼ参加していなくて、先生から話を聞いたり、FBで近況を見ていただけだった。

思えば中学の頃は、私はとても悪い生徒で有名だったらしい。

小学校のころイジメに合い、どうしてもださいのが嫌で、かっこいい人と付き合えば、私もカッコよくなれる、そしたらイジメられない。そう思ったのだ。そのかっこいい人とは、先生にはむかい、ルールを守らない不良グループだった。

言われた事に対し、言うことを聞かないというのは、ずっと厳しく育てられてきた私にとってはすごくかっこいい事だと思っていた。

同学年とはあまり付き合わず、先輩のそれこそバイクにのってブイブイ言わせるような人たちとつるみだした。

先生からは目を付けられ、同級生からは絡みにくい、怖い対象に見られていた。

先輩が卒業すると、先輩がいなくても不良でいなければいけなくなった。別に不良になりたかったわけではない。ただ、かっこつけたかっただけ。イジメられたくなかったし、かっこいいって言われたかった。

中学3年の時、その今はママ友である先生が私の担任になった。私は14歳。先生は24歳だった。その先生が、今年いっぱいで寿退職して東京に引っ越す事がわかっていた。

みんなで思い出を作りたくて、合唱コンクールでは、先生を合唱コンクール優勝クラスの担任にしようと考えた。

私は、指揮者をやるっていった。今思うと、不良の私が指揮者。美人女医ワイピーは伴奏。そして、5クラスある中で、合唱コンクール優勝を飾った。確か私は指揮者賞も取った。

そんな話を思い出しながら意外に濃い中学生活を送った、地元高崎。

小学校3年生の時に東京から引っ越してきて、あまりいい思い出はなかった。

18で日本をでたので、それ以来群馬には住んでいない。

地元とはっきり言えるかわからない土地で、一泊だけしにきたんだけど、なぜかすごいおもてなしをうけるなと。まず、このホテルを取ってくれたチーに感謝していた。

よし、夜まで時間があるから大浴場に視察がてら行みようと上へあがった。

一番乗りで行った大浴場。脱衣場には、骨盤セラピーチェアと呼ばれる特別なマッサージチェア2台と、女性に優しいナノ美顔器が全てのテーブルに置いてあった。そして大浴場の隣には岩盤浴。

画像3

なるほど、こういうおもてなしが女性客の口コミで広がり、全国一位になったのか。

いや、わかるよ。だから、こういう本当にいい場所って広めたくなるんですよ。

ビジネスプランを考えてる私にとってはすごくいい刺激になっていたこのココ・グラン高崎。

この脱衣場には一人の女の人が着替えをしてお風呂に入ろうとしていた。

軽い立ち話をしてみた。初めてですか?とかそんな感じ。

そこから、湯舟につかりながら話が大盛り上がり。気づいたら1時間以上も裸でしゃべっていた。

画像2

女性とは、母とは、ビジネスとは、自立とは、何がしたいのか、これから、とかとか。

どうやって強く生きるのか、一人ではできない、いろんな方に支えられて等々・・・・。

お互いの事を、お互いがばーーーーって。

熱くなって、外の露天風呂にでも行きましょうか。ってまた、そこから40分とかもっと話したかな。

画像1

このままでは終わりたくないって、あとは、部屋の番号を交換して、部屋にもお邪魔して。

また、ビジネスの話を聞きに行って。

なんだ。この出会い。

もう、感動していた。

いつも、いっつも、どこでも、いろんな人と友達になっちゃう私。

場所なんてどこでもいい。

今まで私がともだちって呼んできた人に年齢や、知り合った年数や、性別、職業は関係なかった。

ただ、思うことは、

こういう出会いを大事にしようって。感謝しようって。何かあったら、お手伝いしますって。

和子さんは、私と同じくらいのお子さんがいるお母さん。子育ても終わり、今は子育て支援の活動を静岡で広めている女性実業家であった。

どうやったらお母さんたちが子育てにおいて孤立せず、色々なコミュニティーでポジティブに自立できるか。子育ての悩みを共有できたり、そういうことができる場所の提供(ここみの森・ここみの広場)や、その支援のシステムを全国に広めていく講演の活動もなさっているそうで、群馬にはその講演活動の一環で来られていました。

ドイツのおもちゃにも興味があり、おもちゃからも子育て支援に活かしてたり。そこで何かできればといった話をしたりしながら、和子さんとの出会いが始まったわけです。

お気づきの方も多いと思いますが、なんだか和子さんと出会ったお話というより長々と私の生い立ちミックスというかメインになってしまい失礼いたしました。

本題のブックカバーチャレンジ。今回私が選んだ、谷川俊太郎さんのともだち。

これは、息子の幼稚園の先生から息子にプレゼントしていただいた、とても思い出深い絵本です。この本を読み聞かせしながら、何度も涙がでた本でした。

この本は、私が思うともだちの哲学と本当にぴったりなんですね。ザ・バイブルとも言えます。

英語版もありまして、これは、ドイツに来てからドイツ人の友達にもプレゼントさしていただきました。

この本から学べるともだちのくくりとは?ともだちってどんな人?ともだちって誰にでも呼べるはず。

私にとっては関わった人とは友達くらいの感覚なんですが、いつも出会ってくれた人、みんなに友達になろうって。

子供達にも、そう育ってもらいたし、そんな世界があれば少しは良い世界に近づくと私は思っています。

今回は、ほとんど会う機会のない友達との久しぶりの再会。そこで、また会って深い話をしたり、大笑いをしたり。その群馬で偶然のホテル滞在にて出会った和子さん。

私の新しい友達です。


長々読んでいただきありがとうございました(ぺこり)。


アウフウィダゼーン




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?