お金の使い方×スケジュール化
グーテンモルゲン、おはようございます。
ドイツからTamamiがお伝えします。
ドイツ人のお金の使い方ってすごく勉強になるんです。
そしてドイツ人は、物、資源をとても大事にします。
水代、電気代、洋服代、飲食代。
お金がかかる全てのものをなるべく節約していました。
夜は、部屋の電気をなるべく消し、使う部屋の使う部分だけつけたり。
洗濯も、毎日はしない。する曜日を決める。服のためにも洗いすぎはよくないといわれたり。
ご飯は3食作ったりはせず、朝と夜は基本パンだったり。
下手したらお風呂に入る日まで決めてたり。
シャワーもだしっぱなしでは怒られたり。水代がかかるから早くしてってちゃんと怒られましたし。
誕生日プレゼントは高価だと逆に失礼で、1000円から2000円が無難だったり。
赤ちゃん、子供服はバザーで手に入れれたりするからあまり新しいものを買わなかったり。
私が子供を連れてドイツに遊びにいくと、おじいさんが40年前の赤ちゃんのお風呂をとっといたと言ってだしてきたことがありました。パズルや、おもちゃまで綺麗にとってある家が多かったり。
赤ちゃんのお風呂ってとっとくものなんだってこの時本当にびっくりしました。
物は、捨てるものではない。直せるものは直して使う。丁寧に使えば何でも長く使えるんだ。そうおじいさんは言っていました。
買い物に行く際は、小さなメモに何を買うか書いてから行くのがドイツ流。
スーパーではよく皆さんがメモ帳をもって買い物をしてるのを目にします。
自然と身についてるドイツの人々のお金の使い方のシステム化。
これが、ドイツ人らしいといえばドイツ人らしくて。
そんなドイツ人はどこにお金を使っているのかと聞いてみたら、まずは家なんだそうです。
家の中の内装、外装、家具。
それから、旅行です。
旅行は平均で一年に一度2週間ほどのバケーションをします。
その際には、初めてといっていいくらい外食をします。
ここにびっくりしましたが、使うときは使う。二週間使う。
普段、質素に暮らしてるが故、バケーションではちゃんといいところに泊まったり、ゆっくり楽しめるようにお金を使います。
私が思ったのは、
決してドイツ人がお金持ちなわけではない。
お金を使うところと、使わないところを同じくらい気を付けているということ。そしてこの日々の小さな取り組みを自然としてることが強制ではなく、心地よいスケジュール化になっているんだと。
ドイツ人にとって倹約とは、お金を節約ではなく、まず資源を無駄にしないこと。それは、地球と私たちの未来のため。
そして節約をすれば、したいことが一つできるようになる。その上、年に一度の旅行は、日々の仕事に向けての生産性を生むためには必要不可欠であるという。
このお金の使い方と、そのあとのまた節約の日々が、ドイツ人のお金と資源に対する無駄使いしない哲学に通じるのであろう。
それでは今日はこの辺で。
アウフ ウィダゼーン
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