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立里荒神さんでの体験

高野山から立里荒神さんへの道中で、体験させてもらったことを記しておく。

最初は車酔いして気持ち悪かったから、後ろの座席で目を瞑ってたんだ。

でも気づいたら、身体が震えてた。

ずっとぶるぶる激しい振動が、とまらない。

お腹の中心にぎゅっと圧がかかっている。

私にスマホのバイブ機能が搭載されたんかと思った。

まあ、振動はもっと激しい感じだけども。

少し苦しくて、どうにかして、この振動を外に出さないと、と思った。

実際、低い音で声を出していたんだけど、あまり効果はなかった。

中から響き渡る振動で、勝手に身体が動く。

自分の意志では、身体が動かしにくい状況だった。

体調が悪かったのもあったが、これ大丈夫か?到着までもつか?って思ってた。

前の座席では、呼ばれてない人は行けないって、言いますもんね、という話題。

え、私だけ呼ばれてないんちゃうか?と。笑

でも、悪い感じはしないから、行った方が早いと、運転してくださってるお坊さんがおっしゃって、立里荒神さんに到着。

車の座席から、立てない私。

ずっと振動は続いている。

だが、身体は特に震えてないらしい。

嘘やろ、どこで震えてんねんこれってなってた。笑

とりあえず、お参りのために、お坊さんと、お友だち2人に介護されながら、階段へ。

中での震えを外に出すのに、声を出してた。

出さずにはいられない感じだった。

少しずつ身体の感覚が戻ってきて、感じる震えが小さくなる。

階段を登り切って、立里荒神さんの前に来た時には、だいぶ身体の感覚がこちらに戻っていた。

そこは、とっても心地よいところで。

吹き荒れる風と雨を存分に感じさせてもらった。

なんかもうパワフルハイテンションだった。笑

お坊さんはもちろん、一緒にお参りさせてもらった方々が、純粋に本質を観つめる方々だったのもあって、めちゃくちゃに神様が歓迎してくれてたんだと思う。

そのパワフルハイテンション歓迎をシンプルに振動として、受け取ってたんだなぁと今なら思う。

その時は、これはなんかやべぇ!ってなってた。笑

一緒に連れて行ってもらえたおかげで、おもしろい体験ができた。

ありがとう。ちょっとびびったけどね。笑

できるなら、みんなにこの震えっぷりを体験してほしい気持ちだ。

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