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ガールズバンドクライ 聖地巡礼-川崎・東京編-【前編】

あれだけ事前に準備して臨んだのに、こうして写真の整理や記事や動画にしてると、あそこ撮り忘れたとか、微妙にアングル違うなぁとか、どうしても後から漏れが出てきます。
まあ、3日ですべてを聖地巡礼しようとしてる時点で、どうしても無理が出てくるんですけどね。
という訳で、ガルクラの聖地巡礼-川崎・東京編-【前編】をどうぞ!


第1話

1.東京駅

ガルクラは、仁菜が上京してくるところから物語が始まります。それも本来は品川駅で降りるところを、寝過ごして東京駅で、清掃員のおばちゃんに起こされるところから始まります。
ということで、まずは第1話冒頭の東京駅のシーンから巡礼していきます。

最初のカットは東京駅に新幹線が停車しているシーンです。東海道新幹線18番ホーム、先頭車両の16号車が描かれています。
仁菜が乗車していたのは2号車、座席は2Eの自由席でした。
清掃員のおばちゃんに起こされて、ホームを歩いている場面では、4号車の案内板が見て取れます。
初っ端から長い新幹線のホームを 、ほぼ端から端まで移動することになるとは…。
4号車近くの階段を下りて、ここから超絶方向音痴である仁菜の右往左往が始まります。

東京駅全てのカットを回収した訳ではないですが、あっちに行ったりこっちに行ったり、すばるじゃないけど、「どんだけ方向音痴なんだよ」って言いたいです。

それにしても、さすがに東京駅はすごい人ごみですね。
都内在住なら、もう少し人の少ない時間帯を狙えるかもしれませんが、基本的には常に人が多くて、写真には写り込んでしまうと思ってください。

お弁当屋のモデルは、HANAGATAYA 東京です。
HANAGATAYAは東京駅にも店舗数がいくつかあるので、注意が必要です。
あと赤い丸で囲った人物ですが、どう見てもすばると天童に見えるんですが、皆さんはどう思いますか?

改札は丸の内南口になります。
東京駅丸の内駅舎は、外国人観光客にも人気の観光スポットなので、ここも常に人だかりができています。それでも八重洲口に比べれば、夜は人通りが少なくなると思います。

東京駅丸の内駅舎は建築的にも素晴らしく、南北のドームの意匠的なこととか、レンガの目地が覆輪目地と言って、職人の手間と技が必要な仕上げになってたり、屋根は天然スレートを使用してます。
現在の一般住宅に使用されているスレート瓦は、セメントに繊維材を混ぜたものなんですが、粘板岩を薄くスライスしたものが天然スレートで、手間もお金もすごくかかっているんですね。
レンガも東京大空襲にも耐え残ったものを、保存のため使用していたり、一度じっくりと見学したいです。


2.東京→川崎

この案内板が見当たらなくて後になって調べたら、どうも丸の内北口にあるらしいです。
また仁菜は京浜東北線に乗るべきところを横須賀線に乗り、東京駅から川崎まで4時間かかったことが、12話で桃香の口から明かされています。
そこから逆算すると、終点の横須賀駅まで行って戻ってきたことになると思うんですが、普通は横浜に着いた時点で気付くよね?
もう一度言います。どんだけ方向音痴・・・(笑)

時刻表や乗換案内を見ながら時系列を検証すると、4時間ではなく、実際は3時間くらいの方が現実味があります。
どういうことか、詳細な時系列を述べると、1話冒頭のシーンからは、ホームは18番線、案内板には17:54発 ひかり 新大阪行きと読み取れます。博多から東京行きで18番線に到着する新幹線となると、17:33到着 のぞみ30号が該当します。
そこから横須賀線で終点の横須賀駅まで行って川崎駅まで戻ってくると、3時間後の20:30くらいに川崎駅に到着したと考えられます。
さらに駅前の不動産屋に行き、アパートを探した後、再び川崎駅に戻り、丸福珈琲店川崎アゼリア店に寄り、そこで桃香が路上ライブをしていることを知ります。

不動産屋から仁菜のアパートまでが徒歩30分ほどです。
この不動産屋のモデルは、川崎駅東口にあるアパマンショップ川崎北口店です。
この後の場面カットを追っていくと、仁菜がどういうルートでアパートに辿り着いたかが想像できるのですが、かなり迷いながら遠回りをしたことが分かります。
なのでアパートに辿り着くまでに、実際は倍の1時間くらい。さらに再び川崎駅まで戻るのに30分として、1時間半ほど歩いたと思われます。
丸福珈琲店川崎アゼリア店で、桃香の路上ライブを知ったのが22:35なので、4時間よりは3時間の方が計算上合ってきます。


3.アパートを探して

仁菜がアパートを探す道のりを、カット順に追っていきましょう。

最初のカットは川崎駅の西側、北西に1kmほどのところにある南河原公園の南側の道路です。
この後は、右に曲がって公園沿いに1号線を北上して横断歩道を渡ります。

場所は、南河原公園入口という交差点です。
ここは5話でも登場していて、信号待ちをしている時、大会で爪痕を残すみたいな話を聞いて、あのTシャツのデザインが生まれます。
横断歩道を渡った後は、さいわい緑道沿いに西に進みます。

勇気を出して道を尋ねるも、都会の洗礼を受けてしまいます。
というか、スマホが電池切れでマップも使えない中、紙きれの地図だけで良く探し当てたものです。

銭湯「矢向湯」の近くを、矢向駅方面に向かって歩いています。
矢向湯は6話でも登場しましたが、新川崎(仮)来店記念として、等身大パネルが展示されています。
撮影のみでもOKとのことで、私も撮影させていただきましたが、素敵な笑顔で接客してくださいました。
今回は時間の都合上、入浴することはできませんでしたが、ライブで再度川崎を訪れる予定なので、次回は入浴させていただきます。


4.お願いとお断り

ここから先のカットは、完全に住宅街です。
公式からも聖地巡礼に対する注意喚起がありました。

大体はそのままアニメに落とし込んであるのですが、一般住宅で変更してるところもあり、これらのカットの写真は掲載を控えさせていただきます。
また仁菜のアパート、桃香のシェアハウスも現実には存在しません。場所は設定されているが、実際には周りの建物も含めてアニメでは色々と変更されています。
なので、どちらも掲載しませんのでご了承ください。


5.丸福珈琲店川崎アゼリア店

ガルクラには実名で登場する店舗がいくつかありますが、その第1号です。1,6,9,12話と複数話で登場します。

丸福珈琲店は駅地下という立地もあって、常にお客さんが入っている状態で、撮影できるチャンスは少なめです。
開店時間は7:30と早いですが、開店と同時に入店するのが最も確実でしょう。あとは閉店時間までいるかですね。
閉店時間は21:00、土曜のみ22:00なんですが、仁菜が桃香の路上ライブを知ったのが22:35と、どうやって営業時間外まで粘ったんでしょうか?(笑)

なお、7月1日~31日までガルクラとコラボをしていました。
私が巡礼したのが初日の1日だったので、無事、すばるのメロンクリームソーダをいただくことができました。


6.川崎駅東口駅前広場

仁菜と桃香が出会った場所であり、おそらくガルクラ最大の聖地なるんでしょうね。
19,10,13話にもこの場所が使われていた他、1話のアイキャッチにも使われていました。


7.川崎アゼリア

駅前広場を撮影したら、すぐ近くのアゼリアも撮影しちゃいます。
丸福珈琲店から駅方面に向かい、エスカレーターか階段を上った場所で、1話でも路上ライブをしている桃香に会いに行く場面と、翌日桃香が旭川に帰るのを引き留めに奔走する場面で出てきました。


8.逃避行

次は、革ジャン男とキョーコさんから逃げるシーンを見ていきます。

東口駅前広場から真っ直ぐ、信号横断歩道を渡って仲見世通りを通り、銀柳街に出ます。
今回、巡礼記事を書くに当たって、スクショを撮っていて新たに気付いたんですが、丸で囲った人物は、2話で仁菜がライトを振り回した時のサラリーマンですよね?
5,13話にも登場してたのは知ってましたが、1話から登場してたとは…。
もしかして他の話数でも、隠れキャラ的に登場してるとか?

路地裏に隠れた場所は、ドン・キホーテの向かいにある2店のラーメン屋の間の細い路地です。
ちなみにこの路地の奥に、5話に登場した登利亭があります。

次の歩道橋は元木交差点歩道橋で、かなり離れています。
ギターにアンプと、重い機材を持って良くここまで走って逃げたものです。
ガルクラは駅からかなり離れた場所の聖地も多々あるので、巡礼する際は、レンタサイクルを利用した方が効率的です。


9.吉野家川崎西口店

作中、幾度となく登場した吉野家のモデルは、駅の西口にある吉野家川崎西口店です。
残念ながら店内は人が多くて撮影できませんでした。
店内の撮影および仁菜たちが座っていた席で食べたいなら、深夜帯が確実だと思います。最低でも食事時をずらす必要はあると思います。


10.都町交差点歩道橋

桃香が仁菜のスマホを届けようと追いついた歩道橋は、都町交差点の歩道橋です。
公園の方から南西を向いたアングルになります。

この歩道橋は、1話で仁菜がギターを抱えて走っているシーンでも使われていますが、こちらは撮り忘れたので、ストリートビューの画像で代用します。
またOPでも使われており、こちらはやすらぎホール中原屋の辺りからのアングルです。


11.南河原公園 なかよし丸

仁菜と桃香が話していた公園は、南河原公園にあるなかよし丸という、船の形を模した遊具のところです。
昼間は子供たちでいっぱいで撮影は難しいでしょうから、夜か早朝を狙ってみてください。
この日は雨だったので、私は撮影することができました。


12.カラオケBIG ECHO

こちらも作中、幾度となく登場したカラオケBIG ECHOですが、残念ながらアニメ放送前に閉店しています。
場所は川崎駅東口にある川崎駅前東交差点。
こちらもOPのカットは撮ったが、1話のカットは撮り忘れたので、ストリートビューの画像です。


13.桃香を引き留めろ

桃香のサイコマスターを抱えて走る仁菜がシュールでした。
高いギターなんだから、せめてギグバッグに入れて。そしたら転んでも大丈夫だったろうに(笑)

1枚目の場所については控えます。アニメのカットと写真のみでお願いします。
2枚目左側の横断歩道は、アパートを探すときにも出てきた、南河原公園入口交差点の横断歩道で、公園側から見たアングルです。
2枚目右側は吉野家の近く、西口通りにある中幸町4丁目交差点になります。


3枚目のこちらは、西口通りシンフォニーホール前交差点のすぐそば、ミューザ川崎の北側にあるエスカレーターを上ったところです。
仁菜が盛大に転倒した場所も、ミューザ川崎から川崎駅への連絡通路になります。
屋根がかかってないところを走るから、転倒するんだというツッコミは、可哀想なので入れないであげましょう(笑)


4枚目は、先ほどの連絡通路を右に曲がると川崎駅、左に曲がるとラゾーナ川崎に出るのですが、左に曲がってラゾーナ川崎ルーファ広場に出たところです。
2枚とも同じ場所で、ラゾーナ側から撮ったか、駅側から撮ったかの違いです。


第2話

1.大井町駅

ここからは2話の聖地を見ていきます。
仁菜が通っている予備校は存在せず、一説には仙台の予備校が外観が似ているとか。
予備校で手続きをした帰り、大井町駅、京浜東北線のホームになります。
柱部分の塗装のはがれ方も、細かく描かれています。


2.矢向駅

次は矢向駅です。
電車で移動するより、1話の仁菜がアパートを探すシーンと一緒に回収した方が手っ取り早いです。
仁菜は都会感ゼロの駅と言っていたが、私からしたら結構利用者がいると感じました。


3.タイムスペース川崎幸町

すみません。ここは撮り忘れです。
いずれまたリベンジで回収したいと思います。


4.多摩川見晴らし公園

ここも2,6,8,9話と、作中、幾度となく登場した場所です。
川崎駅からは徒歩10分程ですが、川崎駅西口に点在する聖地からも、東口に点在する聖地からも微妙に離れています。


続いて6話と7話のカットも見ていきます。
6話は仁菜が、可愛いすばるちゃんの写真をSNSに上げようとしていたカットの1枚が、見晴らし公園です。
7話、ギターの練習をする仁菜のアップの画像は、釣り人がいたため断念してます。

9話は智の「へたくそー!!」のシーンですね。
さらに2話のアイキャッチ。
作中の登場頻度と印象度の強さから、川崎駅東口駅前広場、多摩川見晴らし公園、丸福珈琲店川崎アゼリア店、吉野家川崎西口店の4ヶ所を、勝手に四大聖地と呼んでます。
時間が限られてる中でも、この4ヶ所は是非とも巡礼したい場所ですね。


5.鍋ぞう

こちらのお店は、ラチッタデッラにあったようですが、残念ながらすでに閉店しています。
諏訪市の聖地巡礼でも書きましたが、東映が取材に来たのが2021年頃とコロナ禍でした。せっかくアニメで実名で使用されるのに、コロナで経営悪化といったところでしょうか。
画像は食べログから引用しました。

出典:食べログ 鍋ぞう 川崎 ラ チッタデッラ店【閉店】


6.すこやか薬局

上記、鍋ぞうを飛び出してから、薬局の前でライトを振り回しながら、サラリーマンと対峙するところまでです。
西口通りから諏訪公園を目指して北上した正楽寺の辺り。


諏訪公園の隣、すこやか薬局2号店がモデルです。
あれだけペンダントライトを振り回し、あまつさえ標識に当てたにもかかわらず、電球が割れてないのが解せぬ。
ちなみに進入禁止の標識が曲がっているのは、仁菜がライトを当てたからではありません。最初からです(笑)


第3話

1.作曲アプリ

厳密には機材紹介の記事で取り上げるべきところだが、忘れてたので、今回ついでに紹介します。
3話の冒頭、仁菜が勉強を疎かにするほど、ハマりまくっていた作曲アプリは、「Figure」というアプリです。
こちらはiphoneのみで、androidは非対応です。

出典:Gadget-Junkies.net


2.渋谷

渋谷でも仁菜の方向音痴は絶賛発動して、よくもこんなあちこち…と思えるほど右往左往しています。
カット順に回っていたら、行ったり来たりで大変なので、どういう順番で回るかはよくよく考えたいところ。
あと渋谷はとにかく人が多いので、狙うなら早朝です。

最初はセンター街の入り口付近にあるmineo渋谷の辺り。
4枚目のカットのカラオケBIG ECHOも同じ場所。
そこからセンター街の突き当りにある、アウトバック ステーキハウス渋谷店で、完全に迷った様子。
おそらく最初のセンター街からすでに間違いなんでしょう。


なぜそこを歩いている?
アウトバックからオルガン坂を線路方面に歩いて、渋谷神南郵便局のある建物の裏の細い道を、駅方面の南に向かって歩いている。そして再びセンター街に戻ってくる訳だが…。


そして極めつけがこれで、もはや意味不明。
スマホでGoogle Mapのナビ機能使ってるんですよね?
それなのに、どうやったらさくら坂を歩くことになるのか?

すばるが通うアクターズスクールは、架空の存在でモデルもありませんが、場所に関しては、根拠のない個人的な予想ですが、文化村通りの奥にあるBunkamuraが、そうではないかと思っています。


3.モスバーガー渋谷道玄坂店

すみません。モスバーガーは人が多すぎて諦めました。
お昼時はとうに過ぎて、14時過ぎだったにもかかわらず、満席に近い状況だったので、さすがに写真は無理でした。
今回渋谷は、早朝に巡礼した後、ルノアールとモスバーガーの開店時間まで時間があったので、別の場所に移動したんですが、判断をミスりましたね。
店内を撮影したいなら、開店と同時に入店するのが良さそうです。


4.スペイン坂

モスバーガーの後、二人が話していた場所がスペイン坂。
ここが選ばれたのは、単に絵になるからだと思っているのは私だけでしょうか?
ちなみに3話のアイキャッチもここです。


5.ラゾーナ川崎プラザ ルーファ広場

3話のライブシーンの場所。
ここは早朝6:30に撮影して、それ以降立ち寄ってないので、昼間どれくらい人出があるのか分かりませんが、ショッピングモールなので、土日はかなり多そうです。


第4話

1.島村楽器 ラゾーナ川崎店

今回の聖地巡礼で最大のミスが、島村楽器を巡礼するのを忘れたことです。
ルーファ広場でも述べましたが、ラゾーナ川崎は早朝6:30から撮影して、それ以降は川崎の聖地を周っていました。
しかもこの日は雨だったので、機材が濡れないよう、そっちにばかり頭が行っていて、もう一度営業時間にラゾーナを訪れるのを忘れました。

いろいろ店員さんに聞きたいこともあったので、島村楽器へは再度巡礼に訪れた際にリベンジしたいと思います。


2.ルノアール渋谷東急ハンズ前店

聖地巡礼するなら、3話の渋谷と合わせて一気に巡礼したいところ。
ルノアールが8時、モスバーガーが9時開店なので、開店時間を狙って、ハシゴする形で巡礼するのが良いと思います。
今回はモスバーガーと同様、店内の撮影は難しかったので、外観のみ撮影してます。


3.すばるが住むタワマン

すばるが住むタワマンは、9話で最寄り駅が品川駅と判明し、仁菜たちが押し寄せたことで、場所自体はおおよその見当は付きました。
場所は品川の東京海洋大学の敷地内、それも天王洲アイルが見える一番南の方に設定されていると思われます。
もちろん、実際にはそこにタワマンなんてないんですが、4話で描かれた外観のモデルはあります。
外観のモデルになったのは、横浜にあるタワマンです。


4.石神井公園

すばると天童が初共演した「探偵おばば」のロケ地。
東京・川崎という括りでは、最も距離が離れた聖地です。
4話のアイキャッチもここです。


後編

やはり川崎・東京編は数が多すぎて、前後編に別けることにします。
1~4話までで半分以上は紹介できたはず。
いやぁ、これ、動画にするのかなり面倒くさい作業なんですが…💦
ぼやいても仕方ないんで頑張ります!

まずは前編を動画にしてから、後編を記事にします。


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