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ガールズバンドクライ 聖地巡礼 -諏訪市編-

最終回放送直後から2週にわたって、ガルクラの聖地巡礼をしてきました。
川崎・東京は数が多すぎて、まだ写真や動画の整理が終わってないので、まずは7話の舞台となった長野県諏訪市の聖地を紹介していきます。


1.諏訪中央駐車場

7話の舞台となったのは、諏訪湖で有名な長野県諏訪市です。
舞台となった聖地への最寄り駅は、JR中央本線上諏訪駅になります。
東京方面から巡礼する場合、アニメと同じように高速を使って、車で移動するのも有りでしょう。その場合、途中の談合坂SAで聖地巡礼がてら休憩をとることもできます。
公共交通機関を利用する場合は、新宿から特急あずさで移動するか、高速バスで移動するのが良いでしょう。

私は東海エリア在住なので、今回は高速を使用し、車で片道約3時間の旅。
到着して最初にすることと言えば、駐車場の確保です(笑)
そこで聖地に近く、巡礼するのにも利便性の高い、おすすめの駐車場が2か所。
1つは、アニメでも仁菜たちが車を停めて仮眠をとっていた、諏訪中央駐車場です。

この駐車場は、後に登場するライブハウスClubRockHeartsから1番近いコインパーキングになるので、機材運搬のシーンは描かれていませんでしたが、制作側がこの駐車場を選んだのも納得なんです。
ちなみに駐車料金は、1時間毎に150円です。
仁菜たちが停めていた場所は、国道20号沿いの区画の、ちょうど真ん中辺りで、アスファルトのひび割れまで忠実に再現されています。

私と同じように、仁菜たちと同じスペースに駐車して写真を撮りたい方は、なるべく午前中に到着するようにした方が良いでしょう。
ちなみに今回はガルクラと同じ、手島nari先生がキャラデザを担当した、私のYouTube動画ではおなじみの小春六花ちゃんに同行してもらいました(笑)


さらに、この駐車場の近くには手長神社があります。
神社仏閣好きである仁菜は、普段から神社仏閣巡りや御朱印集めを趣味としているので、7話でもこの神社に参拝している可能性はあります。
ただこの神社、小高い山の上にあるので、参道の階段が200段以上あり、結構しんどいです。
それでも本殿周辺の澄んだ空気感と、すぐそばにある上諏訪中学校辺りからは、諏訪市を一望できる景色を楽しめます。時間があるなら、こういった場所に立ち寄るのも、聖地巡礼の楽しさの一つだと思います。


2.看板「ようこそ、諏訪の国へ」

もう1つのおすすめは、上諏訪駅前にある諏訪市営駅前駐車場です。
こちらは駐車してから最初の3時間は無料の上、日差しの強い夏の時期にはありがたい立体駐車場になっています。
聖地巡礼は何だかんだで結構歩くことになるので、長時間、駐車することになるため、3時間無料はとても有り難いですね。

上諏訪駅から諏訪湖の湖畔には徒歩10分ほど、ライブハウスや居酒屋のある商店街へは徒歩5分ほどと、アクセスも良いです。
駅の目の前には放送大学があり、歩道には「ようこそ、諏訪の国へ」という看板があります。
アニメでは談合坂SAで、5人で写真を撮った後のカットですね。


3.カミスワ横丁と石碑

次はライブハウスClubRockHeartsを目指します。
最初に紹介した諏訪中央駐車場からは、100mほどしか離れておらず、ビルには特徴的なカミスワ横丁の看板が見て取れます。
この建物の3FにライブハウスClubRockHeartsがあり、1Fには打ち上げ会場になった焼鳥旬魚 二鳥目があります。

ライブハウスや居酒屋の営業時間までは、まだまだ時間があるので、先に石碑や湖を回収しておきます。
カミスワ横丁のあるヤマトビルの向かいに石碑があります。


4.石碑から諏訪湖へのルート

この石碑の場面でずっと気になっていたのが、アニメの画像の3番と4番を比較してください。
ミネさんは、石碑に向かって右方向に歩いています。おそらく駅に向かったんでしょう。
対して仁菜は、石碑に向かって左方向に走り出しています。

この後の横断歩道を渡る場面、場所と仁菜が走って行く方向を見ると、左方向ではなく、ミネさんと同じ右方向に向かって走り出さないとおかしいんですよね。
まずは仁菜が横断歩道を渡る場面と場所を確認しましょう。

横断歩道の場所は、諏訪1丁目の交差点から並木通りを南西に向かい、線路を越えたところにある柳並公園の前。
石碑に向かって左方向に走り出した仁菜と、横断歩道を渡るシーンを踏まえた上で、地図上に仁菜が通ったと思われるルートを再現すると、次のようなルートになり、横断歩道の所でUターンするような形になり不自然です。

なので作画ミスかと思います。
自分なりに仁菜が通ったと思われる正解ルートは、次の通りだと考えます。

さらに横断歩道を渡るシーンでは、仁菜が「すみません。湖どっちですか?」と誰かに聞いています。
そして次のカットが、駅方面から柳並線を諏訪湖に向かって走って行くシーン。

柳並線では湖に向かって右側を走っていました。
なので、もう一度横断歩道を渡って、駅のバスターミナルで「湖はどっちですか?」と聞いたと予想します。
そこから考えられるルートは次の通り。


5.石彫公園

仁菜が諏訪湖の湖畔で、予備校を辞める決意をした公園ですが、石彫公園になります。
仁菜がいた場所は、駐車場と八重垣姫像の中間ぐらいの位置です。
まず駐車場辺りから八重垣姫像を望んだ引きの画、そして仁菜のアップ、さらに仁菜の位置から真後ろを見た景色が、7話のアイキャッチになります。

この湖畔公園ですが、景色が良くて気持ちいいんですが、日陰になるような場所も風除けになるような場所もないので、夏と冬は中々に厳しいです。
しかし、季節の良い時期なら、先述した通り素晴らしい景色なので、駅前のスーパーでお弁当を買ってきて、公園で食べるのも良いかも知れません。
ただし、ゴミだけはしっかり持ち帰りましょう。

私は長野と言えば蕎麦ですから、クーラーの利いた店内で「極楽」と、9話の仁菜のように呟きながら蕎麦を堪能しました(笑)


6.ライブハウスClubRockHearts

商店街の方に戻って、ライブハウスClubRockHeartsを再度、訪れました。
この日は、夕方からライブがあるため、店長さんがその準備をされていました。
このライブハウス、有り難いことに、声を掛ければ店内を撮らせていただけるとのことで、写真を撮りながら、機材考察の記事で書いたように、ドラムセットのシンバルスタンドやハイハットスタンドについて質問しました。

ただし、リハーサルが始まっていたり、スタッフが対応できないなど、場合によっては撮影不可な場合もあるので、訪れる曜日や時間帯は考慮しましょう。

私もこの日はライブを観させてもらいました。
この後、二鳥目で食事をしたかったので、残念ながら最後までは観ることはできなかったけど、この日は特に若年齢層の出演者ばかりを集めたライブだったので、若い世代の音楽への情熱が感じられて良かったです。


7.焼鳥旬魚 二鳥目

最後はライブハウスClubRockHeartsが入っているヤマトビルの1Fの一番奥にある、焼鳥旬魚 二鳥目で食事です。
この日は朝から動き回ってたので、お腹ペコペコだったんですよね。
カウンター席の桃香さんが座ってた席で、美味しい料理を堪能しました。

店名から焼鳥がメインかと思ったのですが、店長さん曰く、鮮魚がおすすめとのことで、刺身や焼き魚などいくつか頂きましたが、どれも美味しかったです。
あまりに腹が減っていて、出される料理をバクバク食べてたもんだから、料理の写真を撮るのを忘れました。
仁菜たち年少組が座ったのは、カウンター席の真後ろに位置する、個室テーブル席です。(壁の向日葵の絵が目印)

お店の方と色々話して聞かせてもらいましたが、東映アニメーションが取材に来たのが、3年ほど前の2021年頃とのことです。
アニメ放送前に情報が洩れないように、口外しないよう契約書まで書いたそうですが、一体いつ放送されるんだろうと思っていたそうです。

あと、聖地巡礼のお客さんが少しずつ増えているようで、これからもっと聖地巡礼に来る人が増えると思うと伝えると、そうなって欲しいと期待されてました。
2021年と言えば、まだコロナ禍だったので、飲食店の経営は苦しかったでしょうし、聖地に選ばれて、しかもそのアニメが人気が出れば、期待するのも分かります。

ただ、中には営業中に声もかけず、写真だけ撮っていく人もいるようで、壁がガラス貼りなのでびっくりするとのこと。
他のお客さんがいる場合は、迷惑も掛かるし、できれば一言声をかけて撮影して欲しいし、できれば料理も食べていって欲しいそうです。
Instagramには次のような投稿もされています。

営業時間は17:00~24:00(日曜は22:00まで、月曜定休)
電車移動の人は帰りの終電があるのは分かりますが、開店時間に入店すれば十分間に合うはず。
電話予約をしておけば、撮影もスムーズに行くでしょうし、何より聖地にお金を落としていくのも、聖地巡礼のモラルと考えているので、我々ファンもお店側もwin-winでありたいですね。


8.聖地巡礼のモラル

忘れてはならないのは、聖地巡礼するファンの行動一つ一つが、世間でのその作品に対する評価につながるということです。
だからこそ、モラルある行動を心掛けたいものです。
そこに住んでいる地元の人達がいて、そんな地元の人達の協力があったから、私達は聖地を楽しむことができる訳です。
だから私が聖地巡礼する際は、8つのマナーやモラルを守るように心掛けているのですが、それはまた別の機会に記事にしましょう。

一応過去に、聖地巡礼する訪日外国人によるオーバーツーリズムが問題になった時、聖地巡礼マニュアルとして全編英語の動画をYouTubeに上げています。
しかしながら日本人でも問題行動をとる人は多く、動画には日本語訳も付けています。
どれも当たり前のことばかりなんですが、友人やオタク仲間と聖地巡礼すると、楽しくてつい周りが見えなくなってしまうので、そこは注意が必要だと思っています。

次は川崎・東京編ということで、数が多いので川崎と東京で別けるかもしれません。


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