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まずは、お越し下さったお客さま、池袋演芸場の皆さま、ご出演下さった師匠方、先生方、前座さん、弟弟子、協会事務局の皆さまに心より御礼申し上げます。 また、楽屋へお気遣い下さいました皆さま、本当にありがとうございました。 お客様からは、「寄席としての醍醐味を味わえた」「流れが素晴らしかった」など、多くのお褒めの言葉を頂きました。顔付けして下さった河村さん(池袋演芸場支配人)のおかげです。 さて、 改めまして、 2月下席、池袋演芸場昼席のトリ、 無事勤めることが出来… ま
この度、 2月下席、池袋演芸場昼席でトリを勤めさせて頂くことになりました。 アタクシにとってはこれ以上ないくらい有難い顔付け。 お知らせ出来て本当に嬉しいです。 昨年の暮れに協会から連絡があり、トリが決まったことを師匠・市馬に報告しました。 「良かったなぁ。見てくれる人は、ちゃんと見てくれてるんだな。(2月下席は)元々休みの予定だったけど・・・出るからな!」 と喜んでもらえたようで。 地味ながらもコツコツやっていることを師匠はわかってくれていたんだなぁ、と嬉しく胸がい
その後、「噺の種・第22回」はアーツ千代田3331・地下1階のマルチスペースにて開催する事となりました。 以前、中学校だった場所。 どこか懐かしく、どこかほっとする、そんな素敵な会場です。 古いものを大切に活かし、文化芸術を発信する場所。 落語では伝統を重んじながらも試行錯誤を重ね、噺家としての在り方や働き方では新しい事にも挑戦。そんな玉屋柳勢に打って付けの場所。 残念ながら大規模改修工事のため来年3月から施設が利用できなくなるそうですが、それまでは「噺の種」会場とし
「おお!これが本来の型の『三味線栗毛』!」アタシは感激し、いつか三三兄さんから習おうと思っていました。 『三味線栗毛』との出会いは入門前。 北村薫先生の『空飛ぶ馬』という短編集でした。 落語家、春桜亭円紫を探偵としたミステリ小説「円紫さんとわたし」シリーズ。その中で十八番として出てくる噺です。 大名の次男坊・角三郎と按摩の錦木との、身分を超えた友情と思わぬ立身出世を描いた、ハッピーエンドの人情噺。 「いい噺だなぁ」 いつか実演で聞くのを楽しみにしていましたが、入門前に