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有言実行する

18歳の時から付き合って、26歳で結婚。
きっかけは家を買うってなったからだった。

子供の頃から間取りを見るのが好きで、
「ここは私の部屋。ここはお父さんとお母さん、お兄ちゃんはここで、お姉ちゃんはここ」
って勝手に決めて妄想してた私。

3DKの団地に家族5人で住んでた実家。
その為、小さな頃から一軒家に憧れていた私は、大きくなったら必ず一軒家に住むんだと思っていた。

ある日のちの社長になる、当時の専務が私のいる支社に来たとき、就業後に食事会があり、専務の横でホステス的な役割をしたことがあった。まだ21.22歳位だったと思う。

その時の会話で、
「いつか自分で家を建てたいんです!」
って言ったことがある。

専務も「女の子で若いのにすごいね!買って欲しいじゃなくて、自分で買う事がってすごい。」って言ってくれて。

この時、初めて声に出して言った事が、自分自身にも妄想から現実を帯びた気がした。


絶対自分で家を買う!


でも現実はそんなに甘くないよね。
ずっと夢見ていた家を自分一人では買えず、結局は彼と一緒に買うことになるんだけど。

18歳から付き合っていた彼は、当時は専門学生で、私はアパレル正社員。

彼は専門学校を卒業しても就職はせずに、フリーターで、実家暮らし。
私は自分の彼氏が正社員でない事が許せず、自分の彼氏は正社員じゃないと!と、正社員の彼氏を見つけるのではなく、この彼の職探しをし、私がエントリーシートを入力して、職務履歴書を作成し、面接までこぎつけ、無事正社員にさせたという。

これ、有言実行。

そして、26歳で結婚したい!というのもずっと言っていて、またまた良い場所に出会い、家を買う事=結婚が26歳だったという…

これも有言実行。

特に計画していた訳ではないけど、声に出して言葉にすることで、私は私を動かしているのだと思う。

というか、有言実行した事しか覚えていないだけなのかもしれないけどね。
良い事しか覚えてないという、都合の良い記憶力なのでしょう。

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