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高次脳機能障害「私」のマイクロツーリズム~我が家の近くで加熱する小売競争~

暑いね。暑いね。暑いね。暑いね。暑いね。・・・・・・・・・。
暑いのは嫌いだ。
しかし、暑い(熱い)のは気候だけではないようだ。
我が家から半径500メートルのお店で競争が進んでいる。
ふじみ野市亀久保地域 流通戦線異状あり!  といった感じか。

まずは8月22日によく通っていた「マミーマート鶴ケ舞店」が閉鎖する。
ここはパートさんがやさしくて好きだった。
閉鎖はとても残念だ。
たまさん(「私」のだんな)いはく。
近隣にできた「ジャパンミート」の価格に負けてしまった、とのこと。
最近はそうでもなくなったようだが、一時のジャパンミートはマミーマートの価格を徹底的に調査し、主要ブランドについては必ず下回る価格設定にしていたらしい。
ただジャパンミートの弱点は惣菜(肉系を除く)。
マミーマートとしては、そこを徹底的にせめるべきだったと、たまさんはいつものような物知り顔で語っていた。

跡地には「生鮮市場TOP」が出店する。マミーマートと同じ企業グループのディスカウントストアだ。
価格の激戦地区になること必至。
個人的には、素材より惣菜。ましてこの界隈は単身高齢者の多いところなので惣菜を充実してほしいとは思うが。多分違うだろう。残念だ。

また一方で、今度は近くにローソンが出店する。
近くにはファミリーマート、セブンイレブンがそれぞれ2店舗もある。
確かにローソンが出遅れている感はあるが。

ちなみにうちの近所は買い物には不自由はしていない。
業務スーパーもあるし、ドラッグストアもある。
またちょっと足を伸ばせばイオンもある。

高齢者世帯の多い、ほんの小さなマーケットではあるが、そんな中でもいわゆる「胃袋競争(地域の消費者の胃袋シェアの取り合い)」がいよいよ本格展開してきたということ。
さぁ、どういう戦いになるか・・・・・・・・・。

たまさんは楽しそうに話していたが、「私」としては競争が過熱することで優勝劣敗が進み、空き店舗ができることが心配だ。
せっかくの魅力的な買い物環境が一気に冷え込んでしまう。
さらには空き店舗は地域のイメージを悪くしてしまう。

最近、「地域共生社会」という言葉がよく使われている。
同様に、流通各社さんにおいても、地域の生活者の生活をよく見つめ、地域の活性化につながるような、いい意味での競争をしていただけたらと思う。
といったら、たまさんが「そういうのをマーケティングというのだ」と。

であれば、各社さんにはしっかりとマーケティングをしていただきたい。
そしてお互いがwin-winとなり、その結果として地域における生活の質の向上に貢献していただきたいと切に願うばかりだ。



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