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【ライブレポート】RINGO MUSIC W ONE-MAN LIVE -Apple day- 《昼公演》

RINGO MUSIC W ONE-MAN LIVE -Apple day-
日時:2022年8月11日(木・祝) 13:00~
会場:岩木文化センター あそべーる

SET LIST

00. Overture
01. りんごに恋したマメコバチ
02. JIGA-JIGA
03. Fly High ※初披露
04. Give me Power!! ※初披露
05. Ringo disco
06. JAWAMEGI NIGHT!! ※初披露
07. アルプスおとめメドレー
      目指せ!ファーストレディ~ニジイロリンゴ~パラレループ
      ~ニジイロファイター~アップルストアーはりんご屋です
08. 夏ノ蜜柑 
09. 好きみたい 
10. ぐぐっ 
11. モドコモード 
12. アメノチヒカリ 
EN1. JET GIRL 
EN2. なんぼめじゃ!アポーパイ(dance-mix) ※初披露
EN3. りんごに恋したマメコバチ

2022年4月に加入した、ピンクレディ・スターキングデリシャス・はつ恋ぐりん・金星(3代目)のりんご娘にとっては初めてのワンマンライブとなった、Apple day。新曲の「りんごに恋したマメコバチ」を引っ提げてのライブにもなりました。

会場は、弘前市 岩木地区にある岩木文化センター あそべーる、こちらの会場は2010年12月に行われた「りんご娘&アルプスおとめ POWER LIVE 2010」以来、実に12年ぶりとなる会場でのライブでした。

僕がこのnoteを執筆しているのはApple day開催から2ヶ月の月日が経ってしまった2022年10月。新鮮味が欠けてしまいましたが、改めて素晴らしいライブであったことをここに記しておきたいと思います。

1.りんご娘としての決意と覚悟を見せた、真の意味でのデビューライブ

ピンクレディ・スターキングデリシャス・はつ恋ぐりん・金星(3代目)の初ステージは5月2日に愛知県・プライムツリー赤池にて開催された「青森じゃわめぎ祭り」でのステージイベントでした。

そこから、Apple day開催までの3ヶ月間に行われたイベントは数える程度のではありましたが、普段のnoteを拝見するたけでも毎日レッスンを繰り返し、Apple day当日に備えていたように見ていました。このライブに彼女たちは賭けていたのでしょう。

なんとなくですが、ライブの写真や映像を拝見していてもApple day以前はどことなく自信が無く見えていたというか、先代メンバーであるFOURsの4人からりんご娘を引き継いだことに対するプレッシャーに押しつぶされそうになりながら活動していたのではないかと思います。

そんな中でも早い段階で与えられた自分たちのための新曲「りんごに恋したマメコバチ」と初ワンマンライブ「Apple day」の開催、このステージで私たちが今のりんご娘であるということを、ライブを観に来たfarmerに見せつけるんだ!という決意と覚悟がライブの随所で感じられました。

そして、このApple dayを境にライブパフォーマンスのレベルがグッと上がりました。それだけ、手ごたえがあり自信へ繋がったのでしょう。

2.有観客ライブ経験の少ない中での初単独

もともとはアルプスおとめ時代に吉田・須藤・相馬・安田として苦楽を共にした4人、この体制になったのはコロナ禍真っ只中であった2020年7月から。イベントはもちろん、リリースや活動の発信場所もなく、4人でリンゴミュージック主催の有観客ライブができたのは2020年9月に行われたRINGOMUSIC SOCIAL DISTANCE LIVE「Re:START」のみでした。

そのほか、単独ライブ原田種苗 Presents 「ALPS-OTOME 15th Anniversary Live 〜ニジヲカケル〜」を含む配信ライブ経験が3回と、人前でパフォーマンスをする機会に恵まれない4人でした。

数えるくらいのライブ経験しかなかったにも関わらず、アンコール含む15曲約2時間のライブを、この4人は見事にやり切ります。

アルプスおとめ時代にはオリジナル曲も少なく、りんご娘楽曲や他アーティスト楽曲をカバーしてセットリストを構成していましたが、Apple dayはりんご娘の楽曲が大半を占め、メドレーとしてアルプスおとめ楽曲を歌うに留まりました。オリジナル曲でライブができることの感謝は、夜公演のMCできぃちゃんが話していましたね。

3.短期間でアルプスおとめからりんご娘への進化

上記で述べたように、コロナ禍による影響やリンゴミュージックのリソースがりんご娘やライスボールに割かれていたこともあり、活動の機会を制限されていたアルプスおとめの4人。

それでも、4人はリーダーである吉田を中心に自分たちでレッスンを重ね、努力が認められた結果、2021年8月に「ニジイロファイター / 目指せ!ファーストレディ」のリリースが決まりました。その後、12月には立て続けに「アップルストアーはりんご屋です」がリリースされましたが、時期的にもこのとき既にアルプスおとめからりんご娘への昇格が決まっていたのでしょう。

アルプスおとめとしての久しぶりの新曲リリースからわずか1年後にはりんご娘としてワンマンライブを開催することになったわけですが、これまで披露してきたアルプスおとめ楽曲をメドレーでパフォーマンスした際、彼女たちがアルプスおとめからりんご娘へ成長・進化を遂げたことを強く実感しました。

このApple day 昼公演ではこの日りんご娘としての初披露曲が4曲あり、そのパフォーマンスでも進化を感じましたが、アルプスメドレーに関しては歌い方やダンススキルが格段に向上していてりんご娘がアルプスおとめの楽曲をカバーしている状態を見事に見せつけてくれたのです。特に、目指せ!ファーストレディでの「赤いほっぺの私じゃない」というピンクレディのソロパート、歌い方がめちゃくちゃエモーショナルになっていて感動しました。

4.パフォーマンス面でのハイライト

りんご娘としての初披露曲が4曲あり、特にライブ映えするEDMナンバーJAWAMEGI NIGHT!!の復活は熱いものがありました。真夏の開催だったApple day、事前告知やMCでも”じゃわめぐ1日にしましょう”とたびたび発言していたので予想はされていましたが、これだけ早いタイミングで解禁したことはうれしかったですしアガりました。

ダンス面では手足の長かったFOURsメンバーとどうしても比較してしまいますが、振り付けの細部も改良されていたため今の4人の見せ方をさらに追求していくでしょう。

歌唱面については本当に声がブレない、ピッチがズレない。初ワンマンで緊張していたはずなのに、4人のユニゾンが本当にキレイにまとまるんですよね。モドコモードのハモリについては彩香の声が被せてありましたが、Fly Highは生でハモっていたのでキングの低音が育っていくことに期待です。

また、FOURs期では多田慎也さんプロデュース以降ほぼ歌われなくなった好きみたいぐぐっだびょんをパフォーマンスするようになり、良い意味でRINGOMUSUMEからりんご娘に戻ったんだなと。

りんご娘のオリジナル曲については時代やプロデューサー関係なく全て披露する、披露できる。それを実感する大事件が夜公演で起きるわけです・・・

あとがき

初単独となったApple dayですが、コロナ禍による収容人数制限を実施し約250名となったキャパに対してチケットを完売することが叶いませんでした。しかしながら、偉大なる先代メンバーから襷を繋いだ現りんご娘の覚悟が感じられるライブであり、今後のりんご娘の歴史で間違いなく伝説となるライブでした。

RINGO MUSIC ONE-MAN LIVE -Apple day- 《夜公演》のレポートでは、4人のパフォーマンスや感動のMCを中心にレポートしたいと思います!

▶Apple day 昼公演の模様に、密着していますよ!


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