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【HISTORICAL OF RINGOMUSUME】りんご娘年表 2011年

りんご娘年表 2011年

2011年3月 
りんご娘.専属バックバンドとして2004年~2005年に活動していた「ケノシル」とりんご娘が非公開イベントにて再結成する予定があったが、東日本大震災の影響でお蔵入りとなる。

2011年6月26日 
TBS系列「さんまのSUPERからくりTV」放送の「芸能人かえうた王決定戦」にて、新人賞受賞により「りんご娘の全国ご当地アイドル日本一への道」コーナーが誕生。以降、約半年間にわたり放送される。

2011年9月19日 
11st Single「トレイン」に3番の歌詞が追加された震災復興支援応援版が発売。

2011年9月27日 
カルチュアロード2011開催。以降、ときがイベントに出演しなくなる。

2011年10月23日
TBS系列「さんまのSUPERからくりTV」にて、ジョナゴールド(初代)が韓国のオーディション番組「SUPER STAR K3」に出演し、日本の最終候補5名に選ばれていたことを発表(最終的に落選)。

2011年11月1日 
「パワーアップる!弘前りんご」PRキャラバンについて情報解禁。
※初年度は新宿アルタ前ほか全国9か所でイベントを実施。首都圏でCMも放映された。りんご娘サポートメンバーとして三上(2代目)が加入。

2011年11月13日 
TBS系列「さんまのSUPERからくりTV」にて、「とき」が学業および部活動に専念するため「りんご娘」の活動を休業することを発表(番組内では脱退と表現)。

2011年12月24日 
「りんご娘&アルプスおとめ POWER LIVE 2011」が弘前文化センターにて開催。   
※とき、PL2011公演中にサプライズ復帰。新曲「なんぼめじゃ!アポーパイ」初披露。

2011年12月27日 
昨年に続き、地方アイドルコンテスト「U.M.U AWARD 2011」に出場(新宿明治安田生命ホール)。

東日本大震災発生、トレインが大きな意味を持つ1曲に

2011年3月11日、青森県民のみならず日本国民にとって忘れることのできない東日本大震災が発生しました。

りんご娘も予定していたイベントがすべて中止になるなど、大きな影響を受けましたが、2010年12月4日にリリースされた「トレイン」に人との繋がりや支えられていることで生きている感謝を込めた3番の歌詞が付けられ、各イベントで披露されるようになります。

▶震災後1ヶ月足らずで本映像を準備(この時点では2番まで)

もともとは東北新幹線全線開業勝手に応援ソングとして作られた「トレイン」、人との繋がりの大切さや未来・夢へ向かって繋がっていくことを歌っていた歌詞が、震災で傷ついた人の心に寄り添う応援ソングとしての大きな意味を持つことになります。

りんご娘、全国番組でのレギュラー獲得

これまでも全国放送の番組(知っとこ!など)で取材されることのあったりんご娘ですが「トレイン」発売後の活躍もあり、2011年3月20日にTBS系列「さんまのSUPERからくりTV」のコーナー「芸能人かえうた王新人戦」にて「夏祭り」のかえうたで「雪ばかり」を歌唱します。

その後、番組出演が好評であったため2011年6月12日放送分では「さくらんぼ」のかえうたで「出演後」を歌唱、決勝戦となる6月26日放送分では「Diamonds」のかえうたで「こんなもんだ」を歌唱し、同日出演したNegiccoなどのライバルをおさえ、見事新人賞受賞を果たします。

優勝後に番組に寄せられた反響の多さから、UMUアワード2011にて優勝を目指す姿に密着した「りんご娘の全国ご当地アイドル日本一への道」というコーナーが誕生し、アルプスおとめと共に出演します。

また、この時期の「さんまのSUPERからくりTV」のエンディングテーマとして「トレイン」が使用され、りんご娘人気が加速しイベントのファンの人数が大幅に増えました。

ジョナゴールド(初代)、韓国のオーディション番組へ挑戦

TBS系列「さんまのSUPERからくりTV」にて、ジョナゴールド(初代)が韓国のオーディション番組「SUPER STAR K3」に出演し、日本の最終候補5名に選ばれていたことを発表しました。

韓国での本戦出場と、もし合格した場合はりんご娘を脱退する可能性が示唆されましたが、結果は落選でした。

▶日本代表として韓国本戦に出場するも1回戦敗退した模様

パワーアップる!弘前産りんごキャンペーン始動

2011年3月11日に起きた東日本大震災にて発生した、福島第一原子力発電所事故による農作物への風評被害は青森県産や弘前産のりんごにも影響を与えていました。

そんな中、日本全国へ弘前産りんごの美味しさを伝えるPRキャラバンを弘前市をあげて行う一大プロジェクトとして「パワーアップる!弘前産りんご」PRキャラバンの始動が発表されます。

そして、キャンペーンガールとして白羽の矢が立ち弘前市がオファーしたのが「りんご娘」だったのです。

この「パワーアップる!弘前産りんご」は2022年現在も続いていますが、りんご娘として弘前市とタイアップを組んだのは初となりました。これまで、11年間弘前市を拠点に活動してきた実績てや、テレビやラジオでのレギュラー出演による知名度・経験値などを評価された結果でのオファーだったのでしょう。

初年度となった2011年は特にプロモーションに力を入れており、キックオフイベントとして新宿アルタ前の新宿ステーションスクエアにてイベントを開催したり、首都圏でCMが放映されたりしました。

http://www.power-apple.jp/2011_event.html

パワーアップる!弘前産りんご イベント情報 より

▶特に、ゴールデンタイムのテレビ番組で放映される

とき脱退、史上初となるサポートメンバー 三上が加入

2011年9月27日に行われたカルチュアロード2011に出演して以降、第6期メンバーのときがイベントに出演しなくなります。ちょうど1年前にも同じような流れでむつ脱退してしまったことから、ファンの間では不安が広がります。

音沙汰のない期間が1ヶ月ほど続いた2011年11月1日、りんご娘 公式ブログにて「パワーアップる!弘前産りんご」PRキャラバンの発表がされ、新たな宣材写真が公開されます。そこに映っていたのはジョナゴールド・レットゴールド・金星と、アルプスおとめからりんご娘サポートメンバーとして加入した三上(2代目)でした(これは、弘前市側からのパワーアップる!は4名という契約だった説があります)。

りんご娘、りんごを持っていざ東京へ!
http://rm.livedoor.biz/archives/51301197.html

りんご娘 日記 2011年11月1日 アーカイブ より

その時点でもときの進退について公式に明言されてはいませんでしたが、2011年11月13日に放送された「さんまのSUPERからくりTV」にて、「とき」が学業および部活動に専念するため「りんご娘」を脱退するという発表がされました。

映像では、ときの実家にりんご娘・アルプスおとめメンバーが訪れ、「勉強・部活・りんご娘の両立に悩み、どれか一つ削るならりんご娘だった」と涙ながらに話すときの姿がありました。

ときは早い段階から単独でのモデル仕事も行っていたほか、イベントを重ねるごとに成長が見られていたメンバーでした。当時のファンからも「ときがりんご娘の未来を担う存在になる」とまで言われていたので、ファンのショックは大きいものでした。

それを察してか、放送のあと事務所から公式に「ときは脱退ではなく、活動休止である」との発表がありましたが、これまでの流れとしても復帰の望みは薄いと考えられていました。

ファンの皆さまへ
http://rm.livedoor.biz/archives/51304741.html

りんご娘 日記 2011年11月13日 アーカイブ より

そして、元々はパワーアップる!弘前産りんご関連イベント時のみの出演だと思われていた三上(2代目)は、りんご娘のイベント全てに帯同するようになります。

三上(2代目)は歌唱力はまだまだでしたが、ダンスパフォーマンスやビジュアル面では他のメンバーに劣らず、りんご娘一歩手前のところまで来ていたアルプスおとめメンバーでした。パワーアップる!をひかえており、メンバー増員を余儀なくされた際に、樋川代表が「まだレベル的にりんごの品種名は与えられない」とのことで、史上初のサポートメンバーとしての加入となりました。

とき奇跡の復帰、りんご娘は再び5人体制へ

ときの進退が不確かなまま、2011年12月24日のクリスマスイブに「りんご娘&アルプスおとめ POWER LIVE 2011」弘前文化センターにて開催されます。

弘前文化センターでPOWER LIVEが開催されるのが2007年以来4年ぶり、4年前は空席が目立っていましたが、「さんまのSUPERからくりTV」出演の効果もあり超満員でリベンジを果たします

PL2011ではりんご娘サポートメンバーの三上(2代目)もりんご娘としてパフォーマンスし、ときのパートを三上が歌うなど少し寂しい気持ちにもなりつつありました。しかし、ライブ終盤「からくりTV替え歌メドレー (雪ばかり~出演後~そんなもんだ)」を披露する際、身長の大きな後ろ姿がスタンバイしているのが見え、ファンは号泣します。

ときは3ヶ月間の活動休止(脱退)を経て、りんご娘に復帰します。一度脱退を選択して復帰したメンバーは、りんご娘の歴史の中で”とき”だけです。復帰後のMCで、事務所やメンバーの説得とファンからのお手紙によって「りんご娘に必要とされているんだと感じることができました」と涙ながらに話し、りんご娘に復帰することになりました。

また、ときの復帰により去就が心配されたサポートメンバー 三上(2代目)でしたが、アンコールのMC中にレットゴールドが「これからもこの5人のりんご娘を応援よろしくお願いします」と宣言し、三上も号泣します。

PL2011では新曲となる「なんぼめじゃ!アポーパイ」を5人で初披露し、終演後は開演前には販売されていなかった「ジョナゴールド・レットゴールド・金星・とき・三上」の5人娘のグッズも追加発売され、イベントでも5人で出演するなど、りんご娘の更なる飛躍に心躍らせたのでした。

▶貴重な5人娘の映像

U.M.U AWARD 2011に出場するも敗退

5人体制となったりんご娘はバックダンサーにアルプスおとめを従え、2011年12月27日 に新宿明治安田生命ホールにて行われた「U.M.U AWARD 2011」に昨年のリベンジを果たすために出場します。

他のアイドルグループが勝負をかけた楽曲をメドレーで披露する中、アルプスおとめとともにねぷた囃子をバックに県産品を紹介したあと新曲の「なんぼめじゃ!アポーパイ」を披露したものの、残念ながら優勝を逃します(優勝は広島県代表のまなみのりさ)。

この模様は「さんまのSUPERからくりTV」でも放送され、約半年間続いたレギュラーコーナー「りんご娘の全国ご当地アイドル日本一への道」は後味の悪い形で終了します。

▶りんご娘とアルプスおとめのパフォーマンスの様子が少しだけ伺えます

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