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【ライブレポート】RINGO MUSUME. POWER LIVE 2006

RINGO MUSUME. POWER LIVE 2005
日時:2006年2月25日(土) 15:00~
会場:弘前駅前市民ホール
出演者:
・りんご娘.
 第3期 ジョナゴールド 第5期 レッドゴールド
・練習生
 こんちゃん, ぶっちぃ
・女性バックダンサー3名
・偽りんご娘(HASPスタッフ)

SET LIST

01. 彼の軽トラに乗って
02. YOU [Short Ver.]
03. 海 [Short Ver.](レッドゴールド)
04. 雪のブルース [Short Ver.](ジョナゴールド)
05. プラネタリウム [Short Ver.]
06. バスターミナル
07. ジョナ and ベイビィメドレー
《ABC de 大丈夫!~.ミラーボール大作戦~.ペッパー警部~KIRAKIRAマーメイド》
08. Fly High 
09. りんごのキモチ
10. GLAMOROUS SKY(ジョナゴールド)
11. ENDLESS STORY(レッドゴールド)
12. GIVE ME POWER 
13. JONKARA 
14. ヤーヤドー
15. A.D.D
16. 焼きりんご
17. LOVE & SOLDIER

EN1. エアポート
EN2. リンゴの唄
EN3. りんごのキモチ

ショナ&ベイビィ体制初、初代サウンドプロデューサー hiroさん最後のPOWER LIVE

2004年から数えて3回目の開催となったPOWER LIVE 2006は”ジョナ&ベイビィ”体制になって初のPOWER LIVEと同時に、りんご娘.結成から長年サウンドプロデューサーを務めてきたhiro(田中裕史)さんが最後に関与したPOWER LIVEとなりました(当時、ケノシルが解散したことは公に発表されず、POWER LIVEの会場入りした際にバンドセットが無かったため発覚しました)。

このPOWER LIVEを最後に純粋に”りんご娘.”のパフォーマンスを魅せるライブはしばらく影をひそめることになります。

前年9月にリリースした最新シングル「彼の軽トラに乗って」からはじまり、「YOU」「プラネタリウム」では歴代のシングル曲をジョナゴールド・レッドゴールドの2人でメドレーにて披露、「バスターミナル」ではかつてのメンバーを思い出させるようない心のこもった歌唱、前半ブロックでは"ダンス&ヴォーカルユニット りんご娘."の表現力を余すことなく見せつけました。

そして、POWER LIVE 2006の最大の特徴は”きっず”をメインターゲットにしていたこと。当時流行していた”ラブ&ベリー”に2人が扮してゲームの劇中に使われている楽曲をメドレーで披露、その後の「Fly High」ではりんむす.きっず選抜メンバーをバックに従え、続く「りんごのキモチ」では大勢のきっずと共に舞台に立ちました(2005年からりんむす.きっず)を募りイベントでファンの子どもたちと共演する機会が増えていたため)。

ソロパフォーマンスとなった「GLAMOROUS SKY」「ENDLESS STORY」の前には、映画”NANA”のパロディ”JONA”を放映し会場を沸かせ、互いに向けた手紙を読むなど楽しませる要素がたくさんありました。

後半ブロックの「GIVE ME POWER」からはガラリと雰囲気を変え、オトナなりんご娘.としての正統なステージに。バックには後の”初代アルプスおとめ”となる”こんちゃん・ぶっちぃ”の2人を従えオリジナル曲を次々披露。

新曲「ヤーヤドー」をねぷたばやしの生演奏で披露したり、「A.D.D」では女性ダンサー3名と共にクールなダンスを披露するなどライブならではのパフォーマンス。

アンコールではスタッフによる”偽りんご娘.”の登場に大ブーイングがあったりと、りんご娘.を魅せる工夫とファンを楽しませる工夫が随所に盛り込まれ、オリジナル曲もほぼ全曲披露されたりと大盤振る舞いでした。

このライブで、ジョナゴールド・レッドゴールドの2人はより絆を固め、以降5年間りんご娘.を守り続けるきっかけになったライブだった気もします。

また、ここで《りんむす.ぎっず路線》を明確にし、以降の「ダイエット」「ドスコイ金星」などのコミカルな曲調へ楽曲がシフトしていくきっかけの1つになったと思います。



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