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【ライブレポート】RINGO MUSUME. POWER LIVE 2004

RINGO MUSUME. POWER LIVE 2004
日時:2004年1月4日(日) 18:00~
会場:弘前駅前市民ホール
出演者:
・りんご娘.
 第3期 ジョナゴールド 第4期 つがる, 紅玉, 金星, 未希ライフ
・ケノシル
 Gt.&Pr. hiro, Dr. しぶちゃん Ba. ボンバイエ

SET LIST

01. A.D.D
02. GIVE ME POWER
03. バスターミナル(ジョナゴールド・紅玉・金星)
04. 青い森のメッセージ [Hip-Hop Ver.]
05. YOU
06. 海(つがる・未希ライフ)
07. 恋のフーガ(つがる・未希ライフ)
08. 愛のさざなみ
09. エアポート
10. リンゴの唄(ジョナゴールド)
11. 津軽のふるさと(つがる)
12. 冬のうた(紅玉)
13. 雪のブルース(未希ライフ)
14. Winter Snow(金星)
15. プラネタリウム
- 以降 with ケノシル -
16. LOVE & SOLDIER
17. 焼きりんご
18. Fly High

EN1. 見上げてごらん夜の星を
EN2. りんごのキモチ

弘前アクターズスクールプロジェクト(現:リンゴミュージック)初の自主興行ライブ

現在まで続く、リンゴミュージック恒例の自主興行ライブ”POWER LIVE”が初めて行われた記念すべき2004年。

りんご娘.初の単独ライブとして、当時のメンバーである第3期:ジョナゴールド(初代)、第4期:つがる(2代目)・紅玉(2代目)・未希ライフ・金星(初代)の5人によって行われた伝説のライブ。

私はまだファンになる前だったのですが、当時は撮影OKだったため映像を観たことがあるため、レポートを残します。

5人それぞれのパートに分かれて歌う「A.D.D」のアカペラパフォーマンスから、ノンストップでエネルギッシュなオリジナル曲「GIVE ME POWER」で幕を開けたRINGO MUSUME. POWER LIVE 2004。

りんご娘.オリジナル曲の中でも春の名曲「バスターミナル」は、ジョナゴールド・紅玉・金星の3人がマイクスタンドを使って感情的に歌い上げ、青森県の歌「青い森のメッセージ」をhiroさんの手でHASPオリジナルにHip-Hopアレンジでパフォーマンス。

神秘的で豊かなハーモニーと初々しいステップが印象的な「YOU」つがる・未希ライフの2人のハーモニーが美しく、ライブでは口パク疑惑が出るほどだった恐るべき歌唱力を披露する「海」、島倉千代子のカバー「愛のさざなみ」では5人の濃密なコーラスワークも披露するなど、10代の女の子5人がデビュー半年で行うパフォーマンスとは思えないほど非常にクオリティーの高いパフォーマンスの数々を魅せました。

ソロコーナーでもそれぞれの個性がしっかりと活かされ、特につがるによる「津軽のふるさと」でのhiroさんのギター演奏一本で、ほぼアカペラ状態での渾身の歌唱は鳥肌もの。後半でも5人のコーラスが乱れることがなく、りんご娘.デビュー曲となる「LOVE & SOLDIER」からはりんご娘.専属バックバンド”ケノシル”を従えてのパフォーマンス。新曲「焼きりんご」も金星のリードをメインに見事なコーラスワークで初披露し、勢いを残したままこのメンバー5人によるロッキッシュなデビュー曲「Fly High」で本編は終了。

アンコールでは、このライブを最後に脱退した”未希ライフ”が大粒の涙を流し卒業を暗示させるような場面もありながらも、りんご娘.のテーマともいえる「りんごのキモチ」でオールスタンディング、大歓声の中幕を閉じました。

りんご娘.やリンゴミュージックにとっての大イベント”POWER LIVE”の歴史はここから始まったのですが、後にも先にもこのPOWER LIVEを超えられるものはないのではないかというくらいスタッフやメンバーの気合、クオリティ、空気、全てが当時できることを全て詰め込んだハイレベルなものでした。

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