推しは推せるときに推せ
アイドル界隈では「推しは推せるときに推せ」良く云われます。
アイドルは儚いもので、いつ引退・解散があるかわからず、あとで後悔しないようにしようと格言みたいな言葉。
でも全くその通りで、私も「推せるときに推さず」苦い思いをしたことがあります。
かってスターダストにS★スパイシーと云うグループがありました。
私が、初めてみたのは、2016年頃のももクロの外周ステージだと思います。
この頃はももクロ以外のアイドルにはあまり興味が無く、何気なく観ていたのですが、「SGC★スパイシー」という曲のインパクトとファンと一体となったパフォーマンスで、「ちょっと面白いな」と思いました。
ネットで深掘りを始め、CDを購入し、後のももクロのライブでの外周ステージに出るときはスケジュールを調べ必ず観ていたのですが、ももクロ以外のアイドルを推すことに抵抗感があり、単独のイベントや特典会の参加などに対しては、どうしても一歩進めずにいました。
そして、2019年3月のS★スパイシー解散が発表されました。
解散ライブと当日は、「お姉さんユニット」に対して敬意を表し、ももクロが花束を渡すサプライズがありましたが、私はついに一度の単独のライブに行けずに、
「あの時に行っておけばよかった」と後悔したのです。
余談になりますが、S★スパイシーが繋ぐ縁として、彼女たちの楽曲に「私を二郎に連れてって」があり、それが打首獄門同好会の曲で、これが入り口になり打首さんのファンになる副産物がありました。
他のアイドル現場に行くことに抵抗感を感じなくなってからは、このことが教訓になって卒業前のたこやきレインボーのライブを観ることが出来、卒業ライブには行けなかったのですが、後悔せずに済みました。
さて、S★スパイシーと同様ももクロ外周で初めてみて気になっていたグループがもうひとつあります。
それがまなみのりさです。
初めて見たのは、ももクロ外周で屋外でしたが、B,O.L.Tを追い始めて、様々なアイドルフェスに参戦するようになり、共演グループとして、初めて屋内の会場で観たまなみのりさのステージは圧巻で、他のアイドルとは一線を画した歌唱ダンス、そして照明演出まで含めて魅力ある世界観を作っているにも係わらず、広島弁のMCはほのぼのしていて、そのギャップに惹かれ機会があれば単独ライブに参戦したいと思いました。
その後、ももクロ、B.O.L.T、ばってん少女隊のスケジュールを優先するため、参戦する機会に恵まれないうちに、今年4月1日での解散が発表されました。
残念な思いの一方、フェスでの特典会に参加し、中野サンプラザでのラストライブも押さえましたし、まだ参戦の機会はあると思いますので、できる限り推すつもりです。
16年に亘る歴史の最終局面のファンと云う事にはなってしまいましたが、今まで支えてこられた古参のファンの皆様に敬意を表しつつ、残りの3ヶ月を見つめていこうと思っています。
コロナ禍の中、解散や活動停止になったアイドルもあります。
ももクロを筆頭に、スタダアイドルは長い歴史を紡いでいるグループが多いですが、いつ何があるかわかりません。今後も「推しは推せるときに推せ」を実践していこうと思っています。
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