心の強さとは?

個人的に昔からずっと関心はあるものの、答えが出ない問い。

昔は恐怖を感じなかったり、ビビらなかったりそういうのが心が強い人だと思っていた。僕はビビリなので、どうやったらビビらないようになるのかをよく考えていた。

しかし、最近東京卍リベンジャーズや僕らのヒーローアカデミアという漫画を読んでいて思うのは、みんな大なり小なりビビることはあるのじゃないかということ。それはお化けということもあれば、喧嘩ということもあれば、プレゼンということもあれば、上司には向かうことなど人によっては様々だが。要は、対象は違えどビビることがない人間なんていない。

じゃあ心が強い人とはどういう人かと言われると、恐らく「ビビったとしても乗り越えられる人」。恐くならないようにするのではなく、恐さと向き合い、乗り越えられる人。

それは、誰かの為、何かの為ということもあれば、譲れない想い等人によって様々だと思うが、それがある人は強いし、それは見つけないといけないと思う。

過去、自分の死を恐れず相手に向かって行った戦国時代の人や、明日死ぬとわかって飛び立たないといけない特攻隊の人達は、戦や戦場に向かう前夜に何を想っていたのか。今となっては文献や知覧等で垣間見ることしかできないが、現代人より彼らは「死」という恐怖に対して向き合っていたように思うし、だからこそ彼らの「生」に対して魅力的に感じてしまう何かがあり、そこに大きなヒントがあるような気がしている。

「死」を意識するから「生」が輝くという言葉はあるが、それは「死」という恐怖に向き合い、乗り越えた時に見える境地なのかもしれない。今年の抱負も大事だが、今生の抱負も常に考えていかないといけない年始です。


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