ビジョンを語る:10手目

孫さんはプレゼンや講演の後は、多くの人が熱い気持ちになっている。

他の人と何が違うのかというと、一つは自分の言葉で話していることだと思う。誰かに準備された内容をそのまま読むのではなく、自分の言葉で、体温を乗せて気持ちを込めて話すことので伝わってくる。

もう一つはビジョンを聴き手にワクワクさせるように語るのが上手である。PJのキックオフやメンバー募集をする際に発起人が話す時間は多くの場合ある。その時に一番大事なのは、そのPJが最高にうまくいった時にどういうイメージなのかを語ることだと思う。僕は、孫さんはそれが抜群に上手だと思っている。自分の中で徹底的に考えた中、この未来を作りたいと考える。それをメンバーの心が湧き踊るように伝える。

インタビューであっても、イベントの講演であっても、対談であっても、孫さんは人から聞かれた質問にそのまま答えるようなことはしない。必ずその質問を聞き、自分の中の考えと吟味し、伝えたい言葉が熱を持って孫さんの口から出てくる。

自分が新たにPJ等を始める時、そしてそれを周りに語る時、そのゴールイメージの理想を語るようにしたい。その為にはその状態を誰よりも考えていないといけない。考えていないといけない為には、誰よりもその覚悟を持っていないといけない。その上で、行動していきたい。

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