お父さんの血圧２００超えてたらしい

結婚式の思い出というより、結婚式が終わって実家に帰ってすぐの言葉から、この前後で起こったことが繋がって、何とか無事に終わってよかったと思った記憶がまず思い起こされる

１５年前の夏に私たちは結婚した

はやう家を出たいと願っていた私は、結婚が決まってからワクワクしていた
最初は同居すると決まっていたけれど、同居でも何でも、実家から出れたら何でもよかった気がする

その原因の一つが父
まぁ・・・ちょっと、本当にどうかと思うんだけど、私が一番最初に働いていた会社、寿退職となっているが、父が原因でやめたというても過言ではないのだ
自分の仕事以外は忙しいわけないと思ってる節があったので、何とも自由が効かなかった

ま、そんなことどうでもいい
出れるなら何でも！

って思っていたのに
まさかまさかの、顔合わせから衣装選びまで、父の顔色と機嫌を伺い、気を使いまくって進めていくという・・・
準備に疲れすぎて花嫁から両親への手紙を書くとき、かなり困ったことが起こった
父への言葉がないのだ
母に相談したのだが、母も適当に一言・・・なんか探しいな・・・

これ、今思い出しても本当にどうかと思うんだけど、前日まで考えても一言しか思いつかなくて、それでやり過ごしたもんだから、読んでても感動からかけ離れていた

結構さ？結婚式の一番の泣くところっていうのが、この手紙だったりするじゃないか・・・が、私の結婚式ではみんなが笑顔で楽しかった〜〜〜！と帰ってもらえたのだ
よかったよかった・・・hahaha

でも、裏でとっても泣いた瞬間があったんだよ
メイクが終わって、式までもう少し！というタイミングで、恩師からの花束・・・これが一番大泣き
メイクさんが思いっきりテンパっていたのが記憶にあるほどだw

そんな父、どうやらしんどかったそうで、私たちが旅行中に病院に行ったらしい
それまで病院が嫌いだと避けていて、健康診断もしてなかったか父
血圧が２００超えていたと
あと少しで頭の血管が切れてもおかしくなかったよ
って言われたらしい

母がこの結果とともに伝えたのが
『あんた、準備期間めちゃくちゃ気を使ってしんどかったやろ・・・お父さん、２００あったからしんどかったんやって。薬飲んだら急にイライラしやらんくなったわ。もっと前に行ってやったらこんなに苦労せんかったもしれんで。。。』
あぁ・・・そう・・・
としか答えられなかったけど、まぁ、直前に倒れるとかなくてよかった・・・そう思うことにした

恨んでるとかそういうのはないんだけど、なんていうのかな
結婚って、幸せだ！！がいっぱいあって良いと思ってるの
家族もできるだけハッピーで送り出してほしいよね

#結婚式の思い出