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五輪終了のその後・・・

 ついに何だかんだ言っていた五輪が無事(?)終了しましたね。
今回のことで感じたこと、思ったこと。

まず、政府が言ったことは絶対。
道理が矛盾してようが、弱い立場の我々が抵抗しようが
やりたいことは遂行、例外はなし。
政治は弱者の味方っていう「建前」すら無いのかな?と思いました。

例えば、飲食店に要請を出すことは政策として悪いとは思いませんが
手順が違う気がします。コロナ禍で営業出来ず消えていく人たち。
まれに違った道を見つけてそこから新しい人生を送れてる人たちもいるとは思いますが、未だ多くの支援金が出ず経営に苦しむ人たちがいます。

政策として打ち出すなら
【期間の公表(せめて1ヶ月前)】→【申請】→【支援金】→【自粛開始】
という流れで、その中で支援金もらってるのに営業しているお店を取り締まるならわかる!
支援金は各自治体が処理しているらしいから、各所で違いがあるのは仕方ないとしても、遅延が出るなら見回りの増員に人件費払うのではなく
そちらの処理の増員をもっとすべきじゃないのか?

飲食業界には、この仕事しか出来ない人もいる。どの業界もそうかもだけど
転向してやっていける人、そうじゃない人がいる。
ゆえに自ら道を絶った人もいる。

もう少し対応が違えば・・・
光を見れた人たちもいたのかな?という気がしてます。

今は去年の影響もあり、申請慣れしてきた人たちもいますが
個人でやるには複雑になってきてるし、毎回同じようなステップ踏むのも
時間の無駄のような気がします。
PCサイトとかで一度申請が通ったら次回からも同じ承認で進むような
システムなら良いのに?って思いますし、予算が足りなくて?
もしくは個人経営や大型店舗の潰れ待ちしているかのような体制にしか
思えません。

ここまで忍耐してきて五輪を開催したメリットが今後、我々にあるのだろうか?

国は庶民を犠牲にして国を護れたのだろうか?

参加した選手の方々、関係者各位には本当にお疲れ様でしたというしかないし
一年の延期で調整してきた選手の皆様は拍手ものだけど、政府の意図がわからないですね、本当にお金だけの目的でここまでの事をしているのか、他に何か意図があるのか?

そして、それを知ったところで僕らには何ら変えることもメリットもないから
政治に対しての熱は冷めていくばかりなんだろうな。
熱い演説して本当に渾身の魂込めてる若い政治家の方々は好きだけど
「期待できない国」になってきてるよ、日本。

昭和って色々と不器用だったけど、国として誇れるものあったし
熱いモノ持ってる人、暖かくて懐の広い人、いっぱいいた。

今もゼロじゃ無いだろういけど、スクラムを組んでいけるほど
多くはない気がしてる。

先進国と呼ばれた日本は、気づけば後進国の仲間入り。

そして、また今後、コロナの影響で自粛がダラダラ続くのか?

もちろんコロナのことを軽視するわけじゃ無いけど
自粛で経済を●されることの方が重大な問題かと思っている。
朝の満員電車や密なオフィスな人たちは大変だろうと思うし、
医療従事者の方々は自ずと死地に向かうような気持ちだろう。

だけど、それ以上に大変なのが一次産業のような人たちで
我々みたいな飲食店が稼働しなければ「仕入れ」が発生しない。
品余りで在庫処分しなければ危ない業者さんだって沢山いる。

一概に飲食店だけではない人たちの生活まで侵食してるのだ。

だから昼間の職業の人たちにも考えて感じて欲しい。
「明日から給料も補償も無いですが、仕事休んでください。」
言われたような身の上の方々の事を。

今は「対岸の火事」かもしれませんが、いつか色んな場所に
波及していく問題だと思います。

いつまでもウィルスに怯えることなく
「働ける日本」を護ることが、これからの大きな課題かと思います。

日本が、北海道が、札幌が
どんなに廃れても弱くなっても、やっぱり好きだから
希望の持てる国であって欲しいですね。


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