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4.地球「普及する」メンデルの法則

ティティウス・ボーテの法則と4.地球


ティティウス・ボーテの法則と惑星の数字で4は地球になります。
ヘリオセントリックでは地球ポイントは円に十字の入ったマークになります。円の中に縦横2本の線を入れると円が90度で分割され四つに分かれます。

4という数字はタロットカードだと「皇帝」のカードになります。
皇帝のカードは「普及する」という象意があって、これは以前から引っかかっていました。
4と普及、なんとなく腑に落ちなかったのですが、メンデルの法則のことを思い出して、これだ!と思いました。

地球は遺伝子の法則で生命が普及する星

「普及する」という意味についてメンデルの法則が思い浮かんでいつの間にか遺伝子が普及する。みたいなイメージを持つようになりました。
メンデルの法則は遺伝学の原理を説明している法則です。中学校の授業でエンドウ豆のお話を耳にタコができるくらい聞いた覚えがあります。
デジタル大辞泉の説明を引用すると以下の通りです。

メンデルがエンドウの交配実験から明らかにした遺伝の法則。対になる形質のものを交配すると、雑種第一代では優性形質が顕在して劣性形質が潜在するという優劣の法則、雑種第二代では優性・劣性の形質をもつものの割合が3対1に分離して現れるという分離の法則、異なる形質が二つ以上あってもそれぞれ独立に遺伝するという独立の法則の三つからなる。メンデリズム。メンデルの遺伝法則。

メンデルの遺伝法則がそのまま4の数字のもつ「普及」の意味なのだと思います。メンデルは実験でエンドウ豆を使いました。
これは私たち人間の染色体「X」と「Y」に置き替えても同じなのだと思います。遺伝子を使って次の世代にいのちのバトンを渡すのだと思います。そうやって地球はたくさんの生命がありとあらゆる場所へ活動の場を広げていったのだと思います。
でも、最近は人工的な遺伝子組み換えが盛んにおこなわれているので4の法則がどうなっていくのかな?


4人の子供を残したホルスとブラフマー

古代エジプト神話ではヘリオポリス九柱神のうち、オシリス、イシス、セト、ネフティスは4兄弟でした。
オシリスの息子ホルスもまた4人の子供を残しています。

ヒンドゥー教の神の1柱ブラフマーの精神から生まれたのは四人のサナトクマラです。
サナットクマラは、地球の惑星ロゴス(地球の創造主、神)の、物質界における反映の任を司るために、1850万年前に金星からやって来たとされ、サナト・クマラは、当時から現在までエーテル体を纏っているのだとか。

1なる創造神の原理が4つに分割するのはメンデルの遺伝の法則みたいだな。と思います。

次はエンドウ豆にフォーカスします。


アカシアとエジプト神話

古代エジプト神話ではエンドウ豆と同じくマメ科の植物であるアカシアの樹が生命の木として崇められていたと言います。
天地創造の女神イウサアセトがアカシアの樹と関連している、と言われていたり、母神ネイトにアカシアの枝が捧げられ、ネイト自身もアカシアの樹を棲み処にしていた。と言われています。

エジプト神話では、最初の神々は宇宙のアカシアの木、アカシア・トルティリス(傘のとげ)の下で生まれたと考えられていました。この種のアカシアの木は、宇宙を横切って背中を反​​らせることで子供たちをカオス (宇宙) から守る女神ヌートとよく関連付けられていました。
ヘリオポリスでは、アカシアは生と死の木として知られていました。オシリアの神話では、アカシア(タマリスクとも関係がある)が、兄のセットに裏切られたオシリスを包みました。オシリスは死後、「冥界の主」としてアカシアの木と一体となった。彼の種は「生命の女神」イシスに与えられ、彼らの息子「天空の主」ホルスが生まれました。ホルスは、ソーラーバージに乗って夜空を横切る姿で描かれることがよくあります。「すべてを見通す目」である彼の右目は太陽、左目は月です。

「木の精霊の知恵」より


契約の箱やモーセの幕屋もアカシアの樹

契約の箱 - アカシアの木材でできている。古代イスラエル人にシッタと呼ばれる聖木であり、アカシアの樹木は硬く、腐ったり虫に食われたりしないため、聖書においては「不朽不滅、永遠」を象徴するそうです。

私はエンドウ豆などの豆類の植物について少々気になることがあります。アカシヤやミモザ、エンドウ豆などは土壌改善に用いられる緑肥植物の筆頭だと思っています。
麦や米、大豆などを交錯する前にエンドウ豆をまくと土地に窒素が固定され、作物が育ちやすくなるのだそうです。
アカシアは土壌を改善して農作物の成長を促進させる働きがあるので、古代の知恵として重用されていたのかな?と思いました。

肥料3要素を助ける緑肥
野菜を作る前に畑の「土」のコンディションを整えることが重要だと思います。作物を育てるにあたり肥料の三要素が重要なのですが、植物栄養素としての窒素、リン酸、カリウムのことを言います。
リン酸(P)実肥ともいわれ、開花や結実を促進します。土の中のリン残は微量なので、これを補うのは結構大変みたいです。
リンを補う緑肥はヒマワリだと言われます。根から排出される根酸には、土壌に含まれる不溶性リン酸を可溶性リン酸に変え、作物が吸収できる性質に変える働きがあります。あと、土壌細菌として糸状菌である菌根菌は土壌に生息している有用微生物です。アーバスキュラー菌根菌は植物の根に共生すると植物へリン酸供給してくれるので相乗効果が期待されるようです。
窒素(N)は 葉肥ともいわれ、植物の生長を促進し葉色を濃くします。
与えすぎると大きくなる反面軟弱になり、花や実のつきも悪くなるのだとか。
土中に窒素を固定する働きとして、マメ科の植物が用いられることが有名です。
カリ(K)根肥ともいわれ、根の成長を促進し植物を丈夫にします。カリが不足すると根の成長や葉色が悪くなり、環境の変化や病害虫に対する抵抗が力が弱まると言われています。

https://note.com/kotatuneko117/n/n177f8273f230

アカシアは、世界の熱帯および亜熱帯地域に自生するマメ科 (マメ科) の160 種の樹木および低木の属です。
その多様なバリエーションにより、人類に非常に多くの用途を提供しています。いくつかの品種は、武器や家、家具を建設するための広葉樹として長い間採取されてきたそうです。
アカシアの木の硬化した樹液、アカシアガムは食品の乳化作用や、水彩画の結合剤、陶磁器の釉薬への添加剤など、幅広い用途があります。
土壌改善だけでなく、建築や食品の加工など幅広く生活に用いられる気だったので神聖視されていたのかな?と思いました。