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笠置山のオリオンベルト

岐阜県にある笠置山には山全体にたくさんのモノリス=巨石が配石されています。
この山に配置された巨石群はおそらく縄文時代のもだと言われています。
そして、この巨石は天文学的な意味を持って配置されています。

巨石群はオリオン座をかたどって山全体に配置されています。山頂付近がベテルギウス・ベラトリックスにあたるのだと思いますが、この場所には笠置神社ががあります。
山の中腹のあたりにオリオンベルト、三つ星の巨石が配置されています。

笠置山は夏至の日食ラインに沿って山頂の神社からふもとの神社まで巨石が一列に並べられていたそうです。一部は洪水や土砂によって失われているみたいでした。
ふもとの神社は今はなくなっていて、カフェになっています。
私が笠置山を探索したとき、神社の跡地にあるカフェのご主人から、この山の巨石と星座の関係ついて教えてもらいました。

星巡りツアーという巨石磐座巡りコースもあるそうで、とても素敵なカフェです。

http://www.hitsuki.jp/page013.html


笠置山の麓には木曽川が流れていて、まるで天の川銀河を彷彿とさせます。木曽川の水煙を眺めながら山道を上がって行くと中腹にオリオン三つ星を模したピラミッド岩に出逢います。

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オリオン三星はミンタカ、アルニラム、アル二タクの3つです。
笠置山では道路を造る際ベルトの真ん中にあたるアルニラムを埋めてしまったそうなのです。
そのため、実際に現地で確認できるのはミンタカのピラミッド岩とアルニタクのピラミッド岩になると思います。

ピラミッド岩の一つは開けた場所にありこちらがミンタカかな?と思います。

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もうひとつのピラミッド岩は山道の中にあり、蜘蛛の巣をかき分けご対面しました☺️コッチがアルニタクかな?なんて思いながら笠置山の美しい風景に魅了されました。

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エジプトでは死んだ王は棺を船にして宇宙に帰って行く。という言い伝えが有るそうですが、この二つのピラミッド岩は宇宙の何処に向かって私たちを運んで行くのだろうか?

そんな事を考えながら、ピラミッド頂点の先にある青空を眺めていました。


笠置山を訪ねる前後に不思議な夢を見ることがありました。

一つは球体の周りを太った青色の六面体がグルグルぐると環状に回転して入る夢で、お相撲さんの青いまわしのように見えました。

もう一つは笠置山から帰る車中、青色トンネルの中をシャボン玉のようなものが沢山流れている夢を見ました。私もシャボン玉みたいにトンネルの中を流れて行くので爽快でした。

どちらも鮮やかな青色が印象的で忘れがたい夢でした。