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2020年5月前半の日記

 ゴールデンウィークは天気のいい日が多かったので、R(11ヶ月児)の歩く練習も兼ねて、連日海辺の公園に散歩に行っていた。地方のいいところなのかもしれないが、広い公園にはそれなりにたくさんの人が訪れているものの、隣の人が数十メートル先という距離感で、みんなのんびりと歩いたりお弁当を食べたりしている。Rは、草をむしって食べていた。

 R氏、名前を呼ぶと手をあげて反応してくれるようになったのだけど、キティちゃんのぬいぐるみと一緒にお返事の練習をしていたからか、「キティちゃーん」って呼んでも手をあげてくれる。あと、明らかに「まんま!」と言ってご飯を要求してくる。

 「徳島文學」第三号がAmazonでの取り扱いを開始。短歌を始めた頃は、自分の実生活とはまた違う短い物語を紡ぐようで楽しいと思っていた。途中で歌が詩であることの楽しさに目覚めた。今はその楽しさも感じつつ、実生活に根ざした(全部事実という意味ではなく)作品にも向き合っていて、「徳島文學」第三号には今見えているものを書いたので、読んでいただけたらうれしいです。

 そして自分が載っているとかは一旦横に置いておいても、地方の文芸誌が、総合文芸誌のような側面も持っているのはとても面白い、意欲的なことだと思う。広がってほしい、と願っている。

 5月の七曜の歌会は中止となる。その代わりオンライン歌会が開催された。色んなところでオンライン歌会が始まったおかげで、所属の歌会とはまた違う同世代の集まりもあって楽しかった。日常生活のなかに自然に存在していた歌会が、まるで以前からそうだったかのようにするりとオンライン歌会に姿を変えていくのは不思議な感覚。遠くの友達とも気軽に話せるようになったのはうれしい。あと、赤ちゃんも参加(?)できる。

 ただオンラインだと会えない人もいることを忘れたくない。分断を当たり前だと思いたくない。

 ゴールデンウィーク明けから育児休暇を終えて職場に復帰。現場の感覚が鈍っているようで怖かったが、いざ始まってみたらなんとか以前のように話せている気がした。たぶん、大丈夫。何を着ていったらいいのかはよく分からなかった。

 そして週に一回Rが発熱するというパターンに見舞われることになる、のです。

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