見出し画像

2020年4月後半の日記

 こういう日記、ちょっと面倒だなって思うと途端に書けなくなってしまう気がする。誰かのために書いているわけじゃないし、それでもいいんだけど、続けられるところまでは続けたい。

 この期間はR(10か月児)の体調に振り回されて、通院以外はずっと自宅にこもっていた。本当にステイホームだった。自分の体調も芳しくなく、しばらくダウンしていた。以下、長いのだけど、自分が今後冷静に対応するための熱性けいれんの記録。

 R、日曜の夜からやや高熱が出て、鼻水も増えていた。食欲もあるしいつも通りに就寝したので大丈夫だと思っていたところ、月曜午前3時台に突然大泣き。体が熱く、鼻水も多いので、水分補給と鼻水吸引をしようと一階の寝室から二階のリビングに移動。クッションに寝かせた瞬間に間代性けいれんが出現。

 熱性けいれん、と思ったものの実際に目の前で自分の子どもがけいれんしていると焦る。熱性けいれん以外だったらむしろ怖いと思った。動画を撮ろうとしたものの、スマホは階下の寝室だったので急いで回収してきて録画開始。(反省。体調不良の時は救急も必要だし持ち歩くべき)嘔吐していないので窒息のないことを確認。でもひやひやする。5分以上続いたら救急車を呼ぼうと考えつつも、時計を確認しないとすごく長い時間が流れているような気になる。幸い4分程度でおさまったものの、意識が混濁している様子。数分で焦点が合うようになり、ぐずぐずする。子供むけ番組の動画を見せると落ち着く。

 水分も摂れたことで、こちらもようやく安堵。すぐには眠らず、6時くらいまで起きていたので、子どもの病気の本を確認しながら経過観察。6時に寝たものの、この時は寝室に行くのが怖くて、リビングで一緒に休む。かかりつけの診療開始を待って連絡し、落ち着いていたので予約をとって受診。
受診時は終始機嫌よくニコニコしている。単純型の可能性が高いけれど、気になる点があったので、ダイアップ坐剤を処方してもらう。その後も発熱と鼻水以外は調子がよかったものの、いつもなら夜は何もしなくても寝るのに、夜間の不機嫌が続き、結局火曜朝6時台から昼の12時までの睡眠となってしまう。

 火曜の起床後は機嫌よく、一度も発熱なし。でも生活リズムがずれたせいか、寝室に連れて行っても号泣。仕方ないので居間で過ごしていたところ、眠い状態で歩いて転び、口腔内から出血。これまた自分の子どもの口からぼたぼた血が出てくると気持ちは焦る。数分で止血。そこら中に血が落ちていて惨劇。しばらく号泣したのち、水分も摂れて落ち着く。でも眠れずにふらつきながら歩き回ってしまう。また転ぶと思うと結構怖い。一時間程度でなんとか就寝。翌朝あかるいなかで確認すると、上唇小帯がぱっくり裂けている。かわいそうに……。そうこうしているうちに、自分の誕生日を迎えた。

 何をどこまで書くのが正解なんだろうか。短歌の話だけど、仕事や子どもについて、現実そのままじゃなくても、現実に影響されたことを詠んでいること、それも楽しいことや幸せなことばかりじゃないことに、本当にいいんだろうかってずっと迷っている。迷いながらも、写真や日記じゃなくあくまで「創作」した歌として残したい気持ちもある。「日記」じゃなくて、「私小説」的なことをしているのかな。でもそれが、誰かを刺す刃にならないか。ひとりでひっそりとノートに書きつけているわけじゃないのだから。職業詠も子どもの歌ももっと読みたいと言っていただけた時にうれしい反面、自分に無批判ではいたくない。

 ハーゲンダッツの新作、ロイヤルジャスミンティーが上品な味で美味しい。Juice=Juiceの宮本佳林ちゃんの卒業が延期された。佳林ちゃんのバースデーイベントDVDが届いた。ライブが中止になっている分の応援の気持ちを、グッズをたくさん買うことにつぎこんでいる。そんな春のなかば。

 『徳島文學』vol.3ができあがりました。今回も文学の深淵を覗きこむような一冊です。詳細はこちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?