2019.12.24 2019シーズンを振り返る(チーム編)

今シーズンはいろいろしんどい一年だった。
二連覇後の重圧は大きかったのだろうな、と思う。
等々力での圧倒的な引き分けの多さ、年間を通じて誰かしら何処かしらのポジションで怪我人を抱えている状況。
歯車が合っていない。そう感じていた。

選手は生身の人間なので、同じようにプレーしていても合わないこともあるだろう。
素速く攻めたいのに、周りと呼吸が合わずに遅滞することもあるだろう。
圧倒的な戦力を補強しながら、合わない、もがいている空気を感じた。

そんな中、
碧くん、脇坂くんの活躍は、一筋の光明に見えた。
守田くんは自らの不用意な行動と、怪我やコンディション不良もあり、苦しいシーズンだったと思う。
でも、エルゴラッソ365の碧くんとの対談を読んで、苦しいシーズンの中でもいろいろ学び取って成長しているのを感じた。
来年以降への光、だ。

スポーツ選手の寿命はそれほど長くない。
だから、いつかやってくる世代交代の波にチームもうまく乗らなければならない。
去年は、憲剛、悠さんのMVPコンビと、家長、阿部ちゃん、僚太といった中堅~ベテラン勢の力もあって連覇を手にしたように見えたが、今年は毎回のように変わるスタメンに、ワクワクしていたのも事実。
ホーム最終戦で、ほとんどの選手が苦虫をかみつぶしたような表情をしていたけれど、ルヴァンカップを掲げたことは誇って良いし、この一年戦い抜いたことをたたえたい。

シーズン終盤のスケジュールポスターに書かれた「融合」の文字。
2020シーズンこそ、選手みんながうまく融合し、ワクワクするようなサッカーを見せてくれることを心待ちにしている。

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