セカイジュウに眠る町 31 tamamiazuma 2016年7月28日 07:38 ぼくらは屋根や壁を持ちヒトビトを守る器。そこから月が見えるのですが、赤い月は白い月の距離を見失い赤い眼をして泣きながら町々を見ています。ワガママとムシャクシャが空中分解し、セカイジュウの町々が嘆きおびえる。もうすぐやってくる71年後の赤い月。オニが拾い集めた月のカケラが蹄鉄のごとく熱いことをすっかり忘れているのでしょうか。▶︎写真「陶のブローチ LA CASA di COCCIORINO 31 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート