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ふつうに日記

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2021年5月の記事一覧

2021.5.13

朝ごはんを食べる習慣が戻ってきた。起床時間が早くなったからだと思う。

制作中は昼過ぎに起きていたから、同居人が注文したモスバーガーとかマックだとかを食べて、その後は何も食べないことが多かった。

「マンマミーヤ!」というご飯ソングを作っておきながらこれだけ杜撰な食生活を送っていることは、医者の不養生、警察官の犯罪、朝青龍のサッカーかも知れない。

しかし、別に音楽でなくとも集中しているときに食事

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2021.5.12

Tempalayのライブを見た。会場であるZEPP HANEDAがあまりに遠く、なんだか孤島という感じがしてよかったし、ライブも素晴らしかった。まず演奏している誰かを見ることが久しぶりで、次にあれだけデカイ音自体が久しぶりで、席を埋めるお客さんの姿も久々だから不思議な気持ちになった。

不思議さで言えば、バックドロップに投影された映像演出がそうさせたのかも知れない。margtの手腕はもちろんのこと

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2021.5.11

理由があってプールに入った。そして写真を撮ってもらった。カメラマンであるマスダレンゾという男の、友人の家のバルコニーでのことだった。

そこはBREIMENの祥太なども出入りしているという謎多き邸宅で、素晴らしいロケーションを堪能できる立地であった。初めて会う女性もモデルとして参加していて、人見知りとしての僕は大いに緊張していた。

しかし撮影が始まってしまえば意外と馴染んでしまうもので、相手はど

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2021.5.10

友人に連れられて、久々に銭湯に行った。男湯と女湯が分かれていて、サウナと水風呂があった。

僕は銭湯が少し苦手である。かつては友達の家の風呂に入れてもらうとき妙な不安に襲われて、カカトに全体重をかけて立ってピングーのように移動していたことから分かるように、プチ潔癖があるかも知れない。

しかし、その潔癖はすでに卒業しており、現在では足の裏の小指側のほうに体重をかけて歩いている。では何が苦手なのかと

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2021.5.9

Dos MonosのタイタンとのPodcast「奇奇怪怪明解事典」は、日々に漂っている絶妙な心の動きを、言葉というものにフォーカスして深掘りしてみる、みたいな番組である。

昨年の6月ごろから配信が始まったのでそろそろ1年経つが、当初からシコースキーとか井川慶とか、野球の話が頻繁に漏れ出ていたことには気がついていた。

野球の話ってそんなに誰にでも通用するものではないんだ、というのは大学に入って以

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2021.5.8

友人Hと家で七輪をした。いろんな〆切が立て続けにあった直後で、相当ゆっくりしたかったので、かなり七輪に集中させてもらった。

炭を買いに行ったついでに、その近くのスーパーで食材も買った。ハマグリ、ホンビノス、アワビ、イカ、エビ、マグロのサク、牛肉、キングシイタケ、そら豆。

帰ってすぐにHがアワビを捌き始めた。アワビはまだ生きていて、艶めかしく動いていたが、「ウワー!ごめんなー!」と言いながら捌い

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2021.5.7

朝からMIZの新曲を作っていた。以前記したあるプロジェクト用の曲だが、なかなか心地いい瞬間が来ない。こういうのは快感の苦しみとして後から語りがちだが、やはりその時間は苦しい。

MIZはKings of Convenienceというノルウェーのアコースティックデュオの影響を受けて始めている。

19歳のとき、友人と共にヨーロッパ周遊の貧乏旅行に出た。ユーレイルグローバルパスという、3週間とかの単位

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2021.5.6

Tempalayの「フクロネズミも考えていた」の漫画を描き終えた。楽しくて時間が過ぎるのも早く、音楽を作っているときくらい没頭していた。

以前漫画家の榎本俊二さんが「この白紙がこれから絵で埋まるというのが信じられない」と言ってコマ割りのみの原稿をツイートしていたが、本当に描き始めるときは毎回そういう絶望感がある。

そのうえ僕は漫画家ではないから筆の進みも遅く、修正液も使わないから1ページ描くの

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2021.5.5

カラーペンが欲しくなって新宿の世界堂に出かけた。コピックを買おうと思っていたけども、店頭の「FABER-CASTELL」というブランドになぜか惹かれ、値は張ったが良い色だと思ったものを全て買ってみた。

僕は、基本的にお金をあまり使わない。節約家ということではなくて、単にお金の使い方を知らないのだと思う。制作中は永遠に何かに追われていて家にいるし、制作が終わると虚無が訪れてずっと家にいる。

振り

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2021.5.4

「腹が減った」という意見が同居人K,Yと一致して、Kが3人ぶんのモスバーガーを電話注文してくれることになった。

Kが念入りに「何バーガーだっけ?」と確認し、Yが「てりやきチキンだよ」と伝え、サイドメニューもオニポテに確定。飲み物は、三ツ矢サイダーを近くの自販機で買うことになった。

電話口でKが「てりやきマックバーガーひとつ」と普通に言っていてウケた。以前も七輪で焼いた魚を食べながら「ジャガイモ

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2021.5.3

人生で初めてタコスを食べた。2回目だったかも知れないが、タコスを食べるという発想を持たずに生きてきた自分が、タコスだと思ってそれを食べたのは初めてだったから、そう決めた。

内装の施工設計をしている友人Yの紹介で出会った、建築系の人たちのタコス試食会でのことである。試食会と言っても、数人で友人宅に集まってタコスを食べるだけで、どの人も2回会ったことがあるくらいだったので、久々に気合を入れて外出した

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2021.5.2

MONO NO AWAREの全アートワークをデザインしてくれているTと朝から話した。

Tは、小さい頃からの幼馴染で、年は下だがよく遊んだ。中学校の頃は、ゲームキューブでひたすらパワプロをやって、Tの祖母に彼もろとも叱られた。ヤベっ、と思いながら荷物をまとめて帰るあの瞬間は、当時は気まずかったが今では眩しい。

それに彼は漫画を好きだったから、当時ジャンプに連載していた「バクマン。」の主人公に倣っ

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2021.5.1

cells to play というブランドをやっている友人の展示会に行ってきた。彼は、廃ホテルに自分のグラフィックをいくつか飾り、それらが数年経っても同じ場所に飾られていたり破壊されていたりするという経過を記録した「半永久する個展」や、太平洋に浮かぶ小岩の上で大きな旗を振り回す「孤立する個展」など、魅力的なインスタレーションを行うデザイナーである。

遊びの輪が友人レベルから周縁に広がっていく過程

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