一般社団法人たまに

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一般社団法人たまには、気が向いたときに気が向いたひとが、自分にとっても誰かにとって「ちょっといいこと」をしやすくするしくみを作り育てる会社です。 https://tamani.or.jp/

最近の記事

地域の縁を結び育てる3時間 - 小野眼科医院で4度目の「たまにバル」を開催しました!

11月18日(日)に、小野眼科医院さん(東京都新宿区)にて、4度目となる"たまにバル"を実施しました。(初回の様子はこちら。また、"たまにバル"のいつものスタイル、"たまにカフェ"については、こちらの記事をお読みください)。 小野眼科医院の"たまにバル"は、患者さんや地域の皆さんとの肩の凝らない交流の機会を提供することを目的として開催されています。普段は、医師や医療スタッフとして患者さんと接するばかりのクリニックのみなさんも、"たまにバル"では、同じ地域の仲間として楽しい時

    • 巨大なハートが、元気いっぱい生まれ変わりました!

      3年目を迎えすっかり恒例になった、巨大なハートを作るマステアートワークショップ。今年は、10月28日と29日の2日間、0歳から70代まで幅広い世代の参加者&サポーターのみなさんを総勢60名以上お迎えして開催しました。 当日"たまたま”集ったみなさんと場を楽しみ、手を動かし、生まれ変わる熱量高く頑張っていくイベントもいいけど、ご近所さん同士が頑張っちゃうと続きづらい。そんなわけで、その時 "たまたま" 時間があった方たちにふらりとお立ち寄りいただくのが 、"たまに流"。告知も

      • 京都下鴨拠点で、ヨウスケ店主(小3)をお迎えし、小さな夏祭りを賑やかに開催しました!

        去る7月22日(土)、たまに京都下鴨拠点とそのお隣のヨウスケくんちで、たまにカフェ"ミニミニ夏祭り"を開催しました。("たまにカフェ"については、こちらをお読みください)。今回は、前回のたまにカフェ夕涼み縁日で「俺もやりたい!」と立候補してくれたヨウスケくん(小3)を店主にお迎えし、夏祭りを楽しむ子どもたちとその賑わいを楽しむ大人たちとで、賑やかで和やかな時間を過ごしました。 準備:店主だけが楽しい時間であってはならないのだヨウスケくんを店主に迎えるにあたり、私たちがまず行

        • 日曜午後のバータイムで地域と交流 - 小野眼科医院で3度目の「たまにバル」を開催しました!

          5月28日(日)に、小野眼科医院さん(東京都新宿区)にて、3度目となる"たまにバル"を開催しました。(初回の様子はこちら。また、"たまにバル"のいつものスタイル、"たまにカフェ"については、こちらの記事をお読みください)。 小野眼科医院の"たまにバル"は、患者さんや地域の皆さんとの肩の凝らない交流の機会を提供することを目的として行われています。普段は医師や医療スタッフとして患者さんと接するばかりのクリニックのみなさんも、"たまにバル"では、同じ地域の仲間として楽しい時間を共

        地域の縁を結び育てる3時間 - 小野眼科医院で4度目の「たまにバル」を開催しました!

          抑えておきたい「システム思考」と「因果ループ図」超入門

          私たちが大切にしている思考法である「システム思考」。そして、システム思考の代表的ツールである「因果ループ図」。この記事では、これらの概要について簡単に解説します。 システム思考とはシステム思考(System Thinking)は、対象をシステムと捉えて分析する思考技法であり、”構造”から変える問題解決のアプローチ[1]です(図1)。「望ましい目的を達成できるように、要素間の相互のつながりを理解する能力」とも定義され[2]、MIT教授Jay Forresterが1950年代に

          抑えておきたい「システム思考」と「因果ループ図」超入門

          11月5日、総勢81名の方にご参加いただき、2022年のマステアートが完成しました!

          2度目にしてすでに恒例となりつつある、たまに東京拠点での巨大ハートのマステアートワークショップ。今年は、10月23日、30日、11月5日の3日間で総勢81名、1〜93歳までという幅広い年代(実に!)の参加者&サポーターのみなさんをお迎えし行いました。 参加された皆さまに、改めての心よりの感謝を込めつつ、3日間の様子を佐竹麗がレポートします。 作品としてもイベントとしてもバージョンアップ合計18時間に及ぶ共同作業の末にできあがったのは、深海のような青い大きなハートの中に、な

          11月5日、総勢81名の方にご参加いただき、2022年のマステアートが完成しました!

          たまにカフェで夕涼み縁日を開催!京都拠点にて夏の終わりを楽しみました

          台風が過ぎ去った9月24日、”たまに”の京都下鴨拠点で、夕涼み縁日と題して、”たまにカフェ”を開催しました(”たまにカフェ”については、こちらの記事をお読みください)。 1. ねらい京都下鴨拠点での”たまにカフェ”、3回目の今回は、夏の終わりを私たちメンバーもゆったりと楽しみながら、継続的な実施によって、ご近所さんとのつながりを広げ深めるのが狙い。また、今後の活動の方向性を、地域の目線で探っていきたいとの思いもありました。 2. 当日の様子普段はドリンクとしてコーヒーをお

          たまにカフェで夕涼み縁日を開催!京都拠点にて夏の終わりを楽しみました

          初の共催企画!小野眼科医院さん主催で「たまにバル」を開催しました

          5月21日(日)に、小野眼科医院さん(東京都新宿区)主催、一般社団法人たまにの協力で、”たまにバル”を実施しました。(”たまにバル”のいつものスタイル、”たまにカフェ”については、こちらの記事をお読みください)。 今回のレポートは、”たまに”のプレイスウォーマー・飯澤がお送りいたします。プレイスウォーマーは造語で、特定の場所や環境にいる人が、ご自身でいいなと思う自分でいられるように場を温める人のことを指します。場を温めると言っても、面白いことを言うわけでも、温度を上げるわけで

          初の共催企画!小野眼科医院さん主催で「たまにバル」を開催しました

          京都下鴨の新拠点で”たまにカフェ”を開催、ご近所さんとほっこりタイムを過ごしました

          去る4月17日と5月7日、京都下鴨に構えた"たまに"の新拠点で“たまにカフェ”を開催しました(”たまにカフェ”については、こちらの記事をお読みください)。 1. ねらい今回の”たまにカフェ”のねらいは、地域に流入したばかりの人が地域とつながる仕掛けとして”たまにカフェ”がどう機能するか、というもの。ホストは、佐竹奏(さたけかなで)さん。京都在住の大学3年生で、”たまに”の代表でこのレポートの著者佐竹麗の娘でもある彼女は、3月12日にシェアハウスからこの拠点に移り、現在一人暮

          京都下鴨の新拠点で”たまにカフェ”を開催、ご近所さんとほっこりタイムを過ごしました

          【レポートリリース】子どもを産み育てる社会構造に関する調査分析レポートを公開しました

          時間が経ってしまいましたが、昨年参画していた「ムーンショット型研究開発事業新たな目標検討のためのビジョン策定(ミレニア・プログラム)」(通称:ムーンショット・ミレニア)の中で書いた社会システム分析レポートをアップしました。 ▶子供を産み育てる社会構造に関する調査分析レポートダウンロードページ この記事では、レポートの公開に際し、レポートの背景と概要を佐竹よりご紹介します。 1. 本レポート作成の経緯今回参画したのは、東北大学特任准教授吉田慎哉リーダー率いる「子孫繁栄社会

          【レポートリリース】子どもを産み育てる社会構造に関する調査分析レポートを公開しました

          「マステアートでだらだら遊ぼう!vol.1」を"たまに"の本拠地(@文京区本駒込)で開催しました!

          1月15日(土)に”たまに”の本拠地(@文京区本駒込)で開催したイベント「マステアートでだらだら遊ぼう!」。当日の様子や気づき、今後に向けての課題などを整理しましたので、よろしければぜひお読みください。 1. 当日の様子舞台は、たまにの本拠地(@文京区本駒込)の外壁。昨年11月に2日間に渡るワークショップで、延べ70名近いみなさんと共同で作り上げた「どデカイハート」周辺の壁を使って、マスキングテープアートで引き続き楽しんでしまおう、というのが今回の主旨。前回同様、屋台で”た

          「マステアートでだらだら遊ぼう!vol.1」を"たまに"の本拠地(@文京区本駒込)で開催しました!

          たまにカフェを定泉寺(東京都文京区)で開催しました!

          11月27日に、定泉寺さん(東京都文京区)のお庭をお借りして、”たまにカフェ”を実施しました。後述のとおり、”たまに”としてはテスト的に実施した色も濃く、当日は「まあ、たいした数の人は来ないよね」というざっくりとした予測のもと、「ときどきコーヒーを淹れながら、みんなでのんびり本でも読もう」と私自身(佐竹)も小説を持参していたのですが、蓋を開けてみると3時間でなんと65杯のコーヒーを淹れる盛況ぶり。”たまに”としても、多くの出会いや発見に恵まれた贅沢な時間を過ごすことができまし

          たまにカフェを定泉寺(東京都文京区)で開催しました!

          『マステアートでどデカいハートを描こう!』ワークショップレポート&御礼

          11月21、28日両日で開催したワークショップ『マステアートでどデカいハートを描こう!』は、予想以上に多くの方たちが参加してくだり、にぎやかで穏やかで、充実した二日間となりました。すっかり遅くなってしまいましたが、レポートをしたためましたので、お時間ある方はぜひお読みいただけるとうれしいです。 ワークショップの舞台は、"たまに"のオフィスでもある代表佐竹の自宅の外壁@東京都文京区。ファシリテーションをしつつ作品を仕上げていくのは、ハートをモチーフに活動を続けていらっしゃるア

          『マステアートでどデカいハートを描こう!』ワークショップレポート&御礼

          多世代が気持ちよくつながれるしくみー事例紹介:The Cares family

          2020年春まで在学していた大学院での研究のテーマが晩ごはんシェアのしくみであったことは以前[1]書いた。研究の道すがら、たくさんのフィールドにお邪魔して、実際の活動に参加させていただいたり、お話を伺わせていただいたりした。修士の研究はいろんな意味で恵みに満ちたものだったけど、とりわけ、フィールドでの魅力的な方々との出会いはかけがえのないものだった。 今回の記事では、そのうちのひとつ、以前の記事でも触れた、イギリスの団体The Cares Familyについてご紹介したい。

          多世代が気持ちよくつながれるしくみー事例紹介:The Cares family

          具体を重ね、試行錯誤する

          デッサンとシステムズエンジニアリング[1]に共通する「物事を形作る上での普遍的なアプローチ」について考察するシリーズの第4回。今回は、シリーズの締めくくりとして、「具体による試行錯誤」について考えてみたい。 ・・・ 「試してないなら、考えていないのと同じことだよ」 コミュニティのみんなで、ちょっと背伸びをして石膏像を描いた時のことである。講師の方にそう言われて、私は思わず笑ってしまった。その指摘が、あまりに的を射たものだったから。 その時私は、石膏像の立体感が出せずに

          具体を重ね、試行錯誤する

          “狙い”が、命を宿らせる

          デッサンとシステムズエンジニアリング[1]に共通する「物事を形作る上での普遍的なアプローチ」をみなさんと共有する試み全4回(たぶん…)シリーズ。第3回目の今回は、明確な”狙い”(テーマやミッション)を持つこと、そして、記述に”狙い”を落とし込む際の抑えどころについて書いてみたい。 ・・・ 「このデッサンの中心はどこですか?」 これも、デッサンの練習会で講師の方によく聞かれる問いのひとつだ。 「はて、デッサンの中心とは???」 初めてそう指摘された時、私の頭はクエスチョン

          “狙い”が、命を宿らせる