質問箱の話
こいつ毎日書くんか?!と思ったそこの貴方
心配しないでください、気が向かなくなったらやめます。気分屋で飽き性なので。
というわけで今日は、質問箱の話に入ってた質問の話でもしようかなって思います。
ご存知かと思うけどPeingが運営してる質問箱、私も設置しております。「なんでやってんの?」と聞かれたこともあるけど、単純に暇つぶしですね。
あれね、公式の質問と見せかせて時々ガチで入れてくる人いるんですよね、特に恋話。主に初恋。
初恋は実らない、なんて言われますが、あれは半分くらい本当の話だと思います。なんでかっていうと、初めての経験で上手くいく方が少ないと思うからです。そりゃそうよなぁ。
話を戻すと。
質問箱の「初恋の人は?」に答えると必ず続投が来るんですよ。「どんな人?」って。回答して10分そこらで質問入れちゃ、生身の人間が入れたんだなってバレるでしょ。笑
しかも初恋の思い出、大概黒歴史説。
例に漏れず、私もかなり思い出したくない思い出です。
歴=愛とは思いませんが、私結構重いと思います。8年近く拗らせてました。拗らせてる最中に初めての彼氏が出来たし、拗らせたせいでその人とも疎遠になりました。
ほらこの時点で嫌な思い出じゃん!!!wwwwwwww
質問箱の回答でも入れたことあったけど、私は初恋の人に何もできなかった挙句に部活の同じパートの可愛い女の子に取られるオチです。
ということで、これからここに長々と記すのでもう質問箱で初恋の話題には答えませんからね!!!興味無い奴はここで帰ってね!!めちゃくちゃ長いからね!!!!!
彼は幼馴染みなんですよ。
歳は1個上です。私の家から歩いて10秒のところに今も住んでいます。今は美容系のお仕事をされています。
幼馴染みって時点で、何がきっかけで好きになったかなんて覚えてません。
ただ、彼はテニスを習ってたので、小学生の時から家の前でテニスを練習してました。それを見るのが本当に本当に楽しかったのだけは覚えてます。壁打ちの音が聞こえたら部屋の窓からちらっと見るんですよ。彼も時折私の部屋の窓をちらっと見るので、タイミングが合うと手を振ってくれるんです。それが本当に嬉しくて。ね、ちょっと可愛いでしょ。
休日にはサイクリングに連れて行ってくれたり一緒にゲームしてくれたりしました。マジで優しかったの。ほんと。面倒見が良くて誠実で優しくて素直!近所でも評判の男の子だったんですよ。
一個上だから、彼が先に小学校を卒業するんですよね。もう虚無。蓮華の花を野原で摘んで、自作の花束にしてあげました。
そして小学校に取り残された私は、自分も早く中学生になって一緒に帰ったり廊下でお話できたりするんだ!と意気込むことで寂しさを紛らわすことにしたんです。
フラグ立てるのやめなさい。
ええそうです。楽しかったのは小学生の間だけだったよ!って話。
簡単に言うと、私が小学校最後の年を満喫してる間に、彼は発達段階通りに反抗期を迎えてたんですね。
そりゃあもう、反抗期って近しい人であればあるほどムカつくんだから、幼馴染みとかどうでも良くなるよなぁ…って今思えばわかるけど。
まぁそれでも、彼と同じ学校に通うのが楽しみで楽しみで中学校に入学した私が、突然無視され拒絶され話しかけてもらえなくなる絶望は想像するのに難くないでしょう。
誰も悪くないんですよ。
反抗期を迎えた彼が、私も含めた幼馴染み全員と話さなくなって、それに私が勝手にショックを受けた、それだけなんです。
違和感に気づいた私は彼とコミュニケーション取りたくて、1度だけ手紙を書きました。返事は来ませんでした。
この時点で関係性自体は終わってるんですよね。
ここで私は諦めがつかずに、過去の思い出に縋って、いつか話しかけてくれるだろうと要らぬ希望を持ち、どんどん拗らせていきました。しかも、あまりに彼が変わってしまってたので「男は信用出来ない…!」っていう男性不信が付与されたんですよ。バカなのかな?まぁここのあたりが黒歴史に相当しますね。
彼はスペックが良くて。
まず顔が良かったんです。背も高かったんです。テニスもできます。そりゃモテるよね。
でも、自室の窓から見える景色が「テニスの壁打ち」から「知らん女と談笑する姿」に変わっちゃったのはかなり耐え難いものがありました。結構泣きました。まぁ勝手に落ち込んでるだけなんですけどね!!
で、私は中1のときに初めて彼氏が出来たんです。
彼氏がいるときは勿論彼氏のことだけ考えて過ごしてました。でも、この彼氏と「なんか合わねぇな」と気づいたあたりで、初恋の彼がよぎるんです。もう彼氏のこと考えるキャパはなくなりました。私が一方的に心移りして連絡するのやめました。実質浮気です。
本当にこのことは一生罪悪感背負って生きていくつもりです。
私の浮気の基準が「情が移ったら浮気」っていう所以はここから来てるのかもしれん。
というわけで、彼氏とも自然消滅し、なんだかんだ初恋の彼が忘れられず、むしろ拗らせていた私ですが、ここで前述の通り、「部活の同じパートの可愛い子に取られる」事件が発生するんですね。
彼女から惚気話を聞くのは日課となってましたが、結構無理でした。だって彼女が話す惚気話に登場する彼のいいところ、私もたくさん知ってますもん。幼馴染みなんで(マウント)
彼女と校内を歩いていて偶然彼に会ったとき、これが1番最悪のシチュエーションです。彼女には親しく話しかけるんですもん。そりゃそう。「中学生の彼」を大事にしてくれる女の子ですから。しがらみもないし。
というわけでかなりのペースで夜に泣いていた私ですが、中学生女子の脆い友情をぶち壊すようなことはしたくないから、黙って「うんうん」って惚気話を聞いてました。せめて幸せであれって思ってました。嘘です。普通に嫌でした。
だから、ある日彼女が「なんか違うから別れた」とほざいて、その3日後に別の男と付き合い始めたときは本当にマジでどうにかなるかと思いました。たぶん理性無かったら持ってた楽器で殴り殺してます。偉いぞ私の理性!よくやった!
かくして、また彼は卒業していきました。
……で、いつ諦めがついたの?
これね、わかんないんです。
たぶん大学に入ったくらいで完全に諦めがついたというか。決別できたというか。忘れられたというか。
ちなみに彼とは、蓮華の花束を渡したあの日から今日まで1度も言葉を交わしてません。
どっかで「私は私で幸せに生きてやる」と思ったあたりで切り替わったんでしょう。特に話したいとは今は思わないです。ほんとに。
今はたくさんのいい人に恵まれてとっても幸せに生きてます。おかげさまです。
ま、大学は大学でいろいろあったけど!!!
というわけで、長くて私も終わりがよく分からない話はここまでです。
今の私がめちゃくちゃドライなのは、この8年間でエネルギー使い果たしたのか、はたまた彼からの依存を脱却して自分の人生を歩もうと思ったからなのか。わかりません。
ただ黒歴史と罪悪感を抱えて幸せに生きるだけです。
おしまい。
ちなみに話しそびれましたが、このときの「甘酸っぱい想い♡」は歌にしてます。歌詞カードは恥ずかしくて捨てました。
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