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勝ち負けじゃない!プレッシャーとの共存のすゝめ

「明日のプレゼン失敗したらどうしよう・・」
「サプライズ、喜んでもらえるだろうか・・」
仕事でもプライベートでも何かしらのプレッシャーを感じたことはあるはずです。

食事や排泄とほぼ同レベルで誰もが通る道なのに
プレッシャーとの向き方がわからず、結果プレッシャーに負けてしまった・・・・なんて経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここでは、プレッシャーを仮にひとつの人格として捉え、人間と同様の勝ち負けで考えるのではなく、共存していく方法を一緒に見ていきましょう。

目次

  1. プレッシャーの生息地(どういう場面でプレッシャーが現れるのか)

  2. プレッシャーとの向き合い方(過度なプレッシャーから身を守る方法)

  3. プレッシャーとの付き合い方(プレッシャーに晒された時の考え方)

プレッシャーの生息地

そもそもプレッシャーとは何か、基本的な情報を押さえておきましょう。

・名前の由来:精神的な重圧
・長所:(うまく使いこなせば)いつも以上の能力を発揮できる切り札となる
・短所:わたしたちに不安や焦りを認識させることが多い
・経歴:??年 物理学用語として誕生
1984年頃〜心理学用語として使用されるようになる
→主に「失敗が許されない(と感じる)場面」での認知が高くなる

代表的な、失敗が許されない(と感じる)場面を紹介します。

周囲からの期待の眼差しが向けられたとき

「来月のノルマは前月比160%」「(ゲーム等で)この一手で相手から●ポイント取れないと敗北する」

このように自分の能力以上のことを求められ、もしそれに応えられなかったら・・とネガティブな発想になっているときは過度なプレッシャーにさらされていると言えます。

完璧主義思考に陥っているとき

「何事もやるからには全力投球し、完璧な状態に仕上げる」ことを大切にしている人の心の中にも
プレッシャーは出現しやすいです。

「ほどほどにする」ことを大切にしている人よりも失敗が許されない(許さない)状況を、自ら作り出しているのです。

プレッシャーとの向き合い方

過度なプレッシャーは自分をマイナスな方向に
引っ張る作用を持っており、本来の力を発揮できず必要以上に萎縮してしまう危険性があります。
この危険性を緩和させるためのプレッシャーとの向き合い方を紹介していきます。

書き出す

漠然とした不安や焦りは頭の余白を埋め尽くしてしまいます。
溜まった老廃物を吐き出すように、まっさらな紙に書き出してみましょう。

※自分しか見ないので素直に書くことを心がけてくださいね!

①不安の実態を把握する
例)「試験を控えている」
  「あまり良くない営業報告を上司にする」

②プレッシャーに感じてしまう要因を考える
例)「試験に合格しなかったら昇給できないから」
  「他の人は皆良い営業報告を上げるから」

③その要因を解消するためのTo Doリストや方法の道筋を立てる
例)「試験勉強時間を確保するため通勤時間も参考書に目を通す」
  「次回報告は良いものにするために●●の件から取り掛かる」

④改めて、書いたものを読み返す
もしかしたら、プレッシャーと感じていたものが
自分の思い込みだったという場合もあるので
脳内の整理整頓という意味でオススメです。

スモールステップを踏む

プレッシャー=失敗を極端に恐れることであり
失敗のイメージを脳内から切り離すために
一見小さなことでも構わないので成功体験を積んでいきましょう。

例えば、仕事のノルマに追われている時こそ、デスクの片付けをきちんとし
「こんなに忙しい時でも片付ける時間を確保できている!」
と、出来ていることを再度噛み砕くことで
大きな目標も「できるかもしれない!」と、自分に自信を持たせてあげましょう。

ルーティンをつくる

避難訓練を思いだしてみてください。
あれは有事の確認事項の可視化だけではなく、慌てず落ち着いて動く練習をしているのです。
プレッシャーは人的被害を伴わないものの心はパニック状態に陥っています。

☆心の落ち着きを取り戻すためのオススメ方法3選
・スキマ時間に1〜2分ほどの瞑想
・息詰まったなと感じたら、深呼吸をする
・簡単な筋トレをする
どれも共通するのはなるべく“無”の環境をつくることです。
是非試してみてくださいね。


プレッシャーとの付き合い方

プレッシャーを恐れすぎないようにすべく
上記のような方法を紹介しましたが
全くプレッシャーのない世界に身を置くことは
自身の成長や挑戦することを阻害してしまいます。
以下2つのことは心に留めていただきたいです。

プレッシャーに負けても(失敗しても)大丈夫!

手洗い・うがい・消毒をしても風邪をひいてしまうことだってあります。
プレッシャーに負けた(失敗した)としても、あくまで結果であり
こうするとうまくいく(いかない)ことを教えてくれるフィードバックだと割り切りましょう。

☆プレッシャーや失敗についての名言集

・トーマス・アルバ・エジソン(発明家)
『(電球を発明するまでに10,000回以上の試行錯誤があった)私は今までに1度も失敗したことがない。上手くいかないのは失敗じゃなくて、その方法で上手くいかない事がわかっただけ。だから成功なんだよ』

・イチロー(野球選手)
『壁というのは、できる人にしかやってこない。超えられる可能性がある人にしかやってこない。だから、壁があるときはチャンスだと思っている』

適度なプレッシャーは心地良い緊張感にもなり得る!

プレッシャーのネガティブな側面ばかりフォーカスをしてしまいましたが
味方につければ「心地の良い緊張感」に変わり成長のチャンスの与えてくれます。

心地のよい緊張感は身体の覚醒、いわゆる「火事場の馬鹿力」を生み出す原動力になります。
そして、「困難を乗り越えた」という経験が自己肯定感の向上にも繋がるのです。

☆筆者談
プレッシャーを心地良い緊張感に変えてくれた場所

SHElikesはWebデザイン・マーケティング・ライターなどを学ぶ事ができるオンライン上のキャリアスクールです。

コース自体は自分のペースで時間・場所を問わず受講は可能ですが
月に1度ほど複数人で担当コーチと目標を立てて振り返ることを行う場(グループコーチング)があることが最大の特徴かもしれません。

グループコーチングでは決められた時間内に自分の目標の達成度合いを皆さんの前で話すため、少々緊張を覚えることもあります。
しかし、慣れてくるとこの場が楽しみになりますし、この場に向けて頑張ろう!と改めて自分を成長させる起爆剤にもなりました。

まとめ

プレッシャーとの共存をテーマにここまでお話をしていきましたが
「共存しなければならない」と思う必要はありません。
ここにあったことを全て実行したとしても乗り越えられない事だって十分あります。
明らかに体調が悪い時は無理せず、休むことを最優先で考えてくださいね。

皆様の生活とプレッシャーが上手く共存し、充実した日々になることを願っております!









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