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新人時代の私へ

新社会人の人向けに #仕事のコツ  企画を見つけたので、新人だった自分へアドバイスするんだったらなんて言うかな、と考えながら書いてみました。

もう10年以上前の事ですが、新人だった私は真面目すぎて常に緊張してビクビクしていました。
社会人としての正解が分からず、立ち振る舞いが間違っていないかいつもビクビク。分からない事をどうやって聞くかで30分悩んだり。
先輩や周りに嫌われたくなくて、でもどうやって絡んだら良いかわからないから視線も合わせず、話しかけてくれるのを待つばかり。いつも正解を探していたような気がします。

それから何とか10年以上社会人やれてるので、自分なりに頑張ったし、成長もできたんだろうと思っています。
ガチガチだった新人時代から良くもまぁ、それなりに成果出して、転職して、新しい仕事でもそれなりに評価してもらう所まで頑張ったなぁと我ながら感心してます。
人と目線を合わせられる様になったし、何なら自分からいける。取り立てて才能もスキルもない中でよくやって来たなぁ。なので、「こうすれば良かったなぁ」という駄目出しよりは、もし目の前にガチガチだった自分がいたらこれをアドバイスするかなという内容を書いてみます。

・間違えてもいい。10点でも前に進め

ちょっとしたことでも失敗していないか不安でしょうがないよね。心がヒヤッとする事もあったでしょう。人の目が気になっていつもオドオドしてしまう。

一つ、教えてあげる。
実は物事は0か100じゃない。どちらかが正解で、間違えたら失敗する後悔する。無意識に思ってない?
服を選ぶにも白か黒かで永遠に悩みますね?
私もこの思考に気づいたのは社会人10年過ぎてからですが、実はどちらを選んでも正解、と言う事も多々あります。白と黒、どっち買っても正解なんですよ。着回しできるし。どちらかが不正解だと思うと決めらないよね。
決めることは責任が伴うし、怖いよね。
でも大丈夫。あなたはその怖さを受け止められるし、そんなに間違えない。あと間違っても正す道もあります。大丈夫。

・自分から動くのが一番早い

残業ばっかしてるのに周りはフォローしてくれないな、先輩なんだからもっと心配してくれても良いのに、って思ってますね??
でも現実的に待ってても相手がやってくれないことはたくさんあります。
理不尽に感じる気持ちは分かります。なんでだよ!ってなる気持ちも分かります。
でも、結局自分から動くのが早いんです。

末っ子で甘ちゃんのあなたには、これまでそれが必要じゃなかった。親や周囲がやってくれてたし、それで満たされてた。
でも仕事ではそうはいかない。自分の欲しいもの、環境を得られるように自分で掴みにいかなきゃいけない。
カフェで店員さんを呼ぶのも苦手なあなたにはハードルが高いですね。
でも大丈夫、あなたにはそれが出来る力がある。
忙しいそうな上司でも部下の面倒見るのも仕事。とっ捕まえて前に進めてきましょう。


・心を開いて相談してみよう

どうすれば良いか迷う時、自分に価値が感じられない時、居場所が無いと感じる時。
そんな時ほど自分の中に篭りがち。
人から思うような反応や笑顔が返ってこなくても、別に相手はあなたの事嫌いとかじゃない。はず。たぶん。
あなたは仕事の相談は出来るけど、自分の気持ちを話すのはとても苦手ですね。
良いことを教えると、実は人は相談されると相談して来た相手を好きになるそうです。
頼ってもらえた!と自己肯定感が上がるのでそれをして来た相手を好ましく思うらしい。
思い切って「不安」「辛い」と言った気持ちを打ち明けてみる。怖いし難しいけどね。やって良かった事もあったよ。




なんだか思ってたよりおセンチになってしまった。
書いてみて気づいたけど、当時の私が欲しかったのはテクニックより「大丈夫だよ」って言葉だったんだな。
テクニックは調べればすぐ出てくるし、やりゃ良いって事も分かってる。それを実行する為の勇気が欲しい。
頑張りたいけど不安、でも頑張りたい。そんな背中を押せたら良いなぁ。



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