すごいぞ!はっせん!■02ー相模鉄道8000系
今回は相模鉄道8000系について語ります。
相模鉄道8000系は1990年から製造開始となった電車で、130両製造されています。1960年代から活躍してきた6000系を置き換えるために登場しました。これまでの20m車体の車両とは異なり、先頭車は非常扉を助士席側に寄せた非対称型の運転室を持つ構成となり、新たな表情を持つ車両がお目見えしました。
約10年の間に10両編成13本が登場しましたが、付帯設備のマイナーチェンジが年度ごとに加えられているのが特徴です。また、さきに登場した新7000系から一部車両で採用されたドア間ボックスシートが8000系でも採用され、リニューアル工事を実施したあとも引き続き設置されています。
相模鉄道独特の技術である直角カルダン駆動やディスクブレーキ装置が引き続き採用される中で、他系列と非常時以外に併結しない10両固定編成での運用となることから、相模鉄道の車両で初の電気指令式ブレーキが採用されました。
2020年から少しずつ数を減らしていますが、リニューアル工事を行った編成を中心に、引き続き特急から各停まで幅広い活躍が期待されます。
簡単ではありますが、概要を載せておきます。
■相模鉄道8000系
・製造初年 1990年
・製造両数 130両(10両編成13本ー2022年現在9本が在籍)
・制御方式 VVVFインバータ制御(GTO→IGBT[一部])
・営業最高速度 100km/h
・運用線区 本線・いずみ野線
・運用種別 線内運用のほぼすべての種別
それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。
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