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1980年9月の新大阪駅(在来線)

今回は1980年9月の新大阪駅のうち、在来線のものをとりあげてみます。
1980年9月は、前回掲載した1977年8月から約1年経過した1978年10月改正を経て、そこから2年が経過しようとしている時期にあたります。ちなみにこの月の直後にはダイヤ改正を控えており、この改正は俗に「減便ダイヤ」と言われていました。いわばここで掲載している時刻表は高度経済成長期の頃のネットワークを示す最終のものともいえます。

1980年9月の新大阪駅(在来線下り)
1980年9月の新大阪駅(在来線上り)

前回掲載分となる1977年8月のものと比較して目立つ違いは、急行列車の減少もさることながら、やはり列車の“号数”の変化でしょう。長らく優等列車の号数は上り・下りそれぞれで1号・2号……と振るのがならわしでしたが、1978年10月の改正から、現在のように下りが奇数の1号・3号……、上りが偶数の2号・4号……と振るスタイルに変わりました。

快速電車については運行本数の変化はほとんどないものの、グリーン車の連結がなくなったことによって、関連する記号の掲載も消えています。

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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