すごいぞ!はっせん!■14ー富山地方鉄道デ8000形
今回は富山地方鉄道デ8000形について語ります。
富山地方鉄道デ8000形は、1993年に5両が製造されました。この年はちょうど富山軌道線が開業してから80年という節目の年で、デ8000形の導入によって軌道線の車両はすべてが冷房車となりました。
およそ30年ぶりの新型車両ということで外装・内装ともに大きく変わり、乗車口となる中扉の幅が大きくなったところが目立つ特徴といえます。
制御方式も当時最新であったGTO-VVVFインバータ制御となり、外観だけでなく走行音も近代的になりました。
21世紀以降、低床連接車が導入されて都心線が開業したあとも変わらず、大学前と富山駅前、南富山駅前を往来する運用についています。先輩格であるデ7000形も数は減らしているものの活躍が続いていることから、デ8000形もまだまだ息の長い活躍が期待できそうです。
それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。
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