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銀幕、銀盤、そして銀髪

銀幕のスター、とかいう言い回し。現代っ子にはちょっと伝わりにくい語句のようです。
「銀=銀色」というイメージだけでなく、「白く輝く」イメージを乗せることができれば少しテリトリーを広げることができそうですが、「銀幕=映画館のスクリーン」という図式は人口に膾炙するレベルというものでもないのかもしれません。

となると、「銀盤=スケートリンクの表面」や「銀髪=きれいな白髪」というのもイメージ先行型の語句と言えるような気がします。
「白銀=しろがね」に関連して「黄金=こがね」「赤銅=あかがね」「黒鉄=くろがね」あたりも、もしかすると教養が要る部類の語句になりそうですな。

ううむ、熟語や和語もなかなか奥深いもの。学びが拡がります。
それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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