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1972年11月の新大阪駅(在来線)

今回は1972年11月の新大阪駅のうち、在来線のものをとりあげてみます。
1970年10月のものと比べてみると、新たに北陸方面や信州へ向かう列車の停車が増えていることがわかります。

1972年11月の新大阪駅(在来線下り)
1972年11月の新大阪駅(在来線上り)

優等列車の本数が減少しているのは、言うまでもなく新幹線の岡山延伸が関係しており、11時頃から18時頃の間はほとんど列車がない状態となっています。山陽本線を西進する昼の特急列車は「しおじ」と「みどり」ぐらいに整理され、一部が大阪発着となっているのを除けば、大半が岡山で接続するように組み直されています。

一方で快速電車は整然とした15分間隔のダイヤに戻りました。これは1970年に新設された新快速が1時間間隔から15分間隔に増発されたことでパターンダイヤ化が進んだことにあります。
とはいっても、この頃の新快速は日中のみの運行でした。朝夕のラッシュ時のメインはやはり快速電車であったことも付け加えておきます。

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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