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ふと気づくと難読な地名

全国各地に点在する難読地名。
ざっくり分けると、個人的所感では3種類に分けられます。

ひとつは、音便の変化や熟字訓のような要素が絡んでいるもの。
表題の写真に取り上げた「飾磨」もこの部類だと考えています。
北海道の地名はこれらが複雑に絡み合っているものが多いように思います。
アイヌの呼称に漢字を当てはめたからとは言えども、当時(江戸末期や明治初期)の先人の攻めっぷりはなかなかのものだと感じています。

もうひとつは、文字そのものが見慣れていないもの。
名古屋市内の杁中(いりなか)や京都市内の椥辻(なぎつじ)、旧日高本線沿線にある集落の鳧舞(けりまい)、指宿枕崎線の頴娃(えい)あたりがこの部類になるかと思います。
和歌山電鐵の伊太祁曽(いだきそ)のように旧字体だからわかりにくいというものも、この仲間かもしれません。

そしてあとは判じものレベルのもの。
及位、指宿、特牛、言い出せばいくらでも出てきますが、知らないと読めないものがたくさんあります。

そういった地名にもいろいろいわれがあるからこそ、現代まで残っているものともいえるので、関心事のひとつとして、いい話題なのかもしれませんね。

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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