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すごいぞ!はっせん!■08ー小田急電鉄8000形

今回は小田急8000形について語ります。

小田急電鉄8000形は1982年から製造開始となった界磁チョッパ制御の通勤形電車で、160両製造されています。これまでに製造されてきた大型車の2600形や5000形、地下鉄直通用の9000形に続く通勤形車両の汎用版というかたちで、地上線の急行・準急・各駅停車のいずれにも運用できる車両として登場しました。

運転室前面のデザインこそ大きく変わったものの、戸袋窓がある4扉の側面は5000形以来の流れを汲む安定したデザイン。車種を選ばない車両性能と相まって、幅広い活躍を繰り広げていきます。
塗装の異なる「イベント電車」としての活躍も、多くの書籍などで紹介されています。

21世紀に入ると順次更新が進められるようになり、途中からは後発の3000形(二代目)や4000形と同様の機器を搭載したIGBT-VVVF制御の車両となりました。登場から40年を迎えようとしている8000形ですが、更新後も新製時とほぼ同様の活躍を展開しています。小田急の通勤形車両唯一となったアイボリーにロイヤルブルーの帯を纏った姿は、これからもまだまだ沿線で楽しむことができるようです。

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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