2012年4月の新大阪駅(新幹線)とJR難波駅
今回は2012年4月の新大阪駅のうち、新幹線のものとJR難波駅のものをとりあげてみます。
前回の2009年から、東海道・山陽新幹線には大きな変化がありました。
2011年3月には九州新幹線との直通運転が実現、新大阪発着の「みずほ」「さくら」が1時間あたり1~3本、時刻表に載るようになっています。使用車両もN700系の8両編成ではありますが、JR西日本の車両とJR九州の車両が担当を分かち合っており、乗ってみれば車内に流れるジングルでその違いに気づくという場面も日常となっていきました。一方、山陽新幹線の速達サービスとして定着していた「ひかりレールスター」は「さくら」へと発展的解消を遂げ、運用についていた700系E編成は「こだま」中心の運用へシフトするようになっています。
そして2012年3月のダイヤ改正を前に、JR東海とJR西日本の300系と、長らく「こだま」として任を全うしてきた100系が姿を消すことになりました。結果として東海道新幹線は700系とN700系の2系列に整理され、山陽新幹線も500系・700系E編成・九州直通N700系の8両編成と、700系・N700系の16両編成にまとめられるようになっています。
JR難波駅については大阪環状線・大和路線・阪和線の15分間隔ダイヤの導入によるパターン変更があり、日中の快速が高田発着と王寺発着、普通が王寺発着の組み合わせに変わっています。なお、朝夕ラッシュ時の構成には大きな変化はありません。
それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。
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