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すごいぞ!はっせん!■22ーJR東日本E233系8000番台

今回はJR東日本(東日本旅客鉄道)E233系8000番台について語ります。

E233系8000番台は2014年、南武線用として製造された通勤形車両として登場しました。6両編成35本が製造されています。
他線のE233系との違いは側面のラインカラーを除くと目立つ点は少ないですが、車体中央部のラインに沿線の有名な建物群がデザインされたエンブレム風のロゴがアレンジされていたり、座席のモケットが他線では見られない黄色になっているところがわかりやすいかと思います。

車内画面の天気予報で出てくる電車も6両で帯色が黄色と茶色

通勤電車として運行しているE233系は南武線以外に中央快速線・青梅線・五日市線、京浜東北線・根岸線、常磐緩行線+東京メトロ千代田線、京葉線、横浜線・根岸線、埼京線・川越線+りんかい線+相模鉄道とあちこちで走っていますが、ドア上の画面に時折表示される天気予報の上部に目を向けるとアニメーションで出現する電車がでてくることがあります。実はこれ、線区によって異なるシカケになっています。
南武線の場合は写真の通り短い6両編成ですが、大部分の路線では10両編成で走っているため、その線区では10台つながった電車が出てくるようになっています。帯の色も各線ごとに異なるので、機会があったらチェックしてみてください。

あとは1本だけ、8500番台を名乗るものがあることもまとめておきます。これは追加の1本を中央快速線の電車を移籍させたものであるため、番号だけでなく細かい仕様が他の編成と異なるという特徴があります。外観で気づく点があるとすれば、他の編成には付いていない半自動扱いの際のドアボタンがついていることぐらい。あとは機器類の違いなどのため、普通に乗り降りしている分には気づかないレベルかと思います。

簡単ではありますが、概要を載せておきます。

■東日本旅客鉄道E233系8000番台
・製造初年 2014年(E233系としては2006年)
・製造両数 210両(6両編成35本)
・制御方式 VVVFインバータ制御(IGBT素子)
・営業最高速度 95km/h(他線のE233系は100~120km/h出せるものもある)
・運用線区 南武線
・運用区間 川崎ー立川など

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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