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平成30年■一本列島大行脚物語~北海道101のまちをたずねて

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平成30(2018)年、北海道が青函トンネルで、四国が瀬戸大橋で本州と鉄道がつながって30周年を迎えた。関連イベントに乗っかった結果、北海道の鉄道が走る101の市町村に足を運ぶこ… もっと読む
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#第1章

第一章 早春北帰行と帯広弾丸&四国フリー獲得旅(その4)

15 神戸港→高松→坂出 帯広から帰阪して1週間、土曜深夜に降り立った駅は三ノ宮。姫路ゆき新快速も最終が出たこの時間に、数名の利用客を乗せた連絡バスが10分ほど走り、加藤汽船のジャンボフェリーのターミナルまで運んでくれる。今回の旅は瀬戸内海を夜のうちにフェリーで渡り、早朝から四国を駆け回るという、まさしく「乗り鉄」冥利に尽きる旅程となっている。  今回のきっぷは先週、帯広駅で買い求めた「四国フリーきっぷ」である。JR四国全線の特急列車の普通車自由席、土佐くろしお鉄道線(窪川~

第一章 早春北帰行と帯広弾丸&四国フリー獲得旅(その3)

10 新函館北斗→本八戸 夜が明けて間もなく、チェックアウトを済ませて新幹線ホームに降り立つ。あとは帰路とはなるものの旅程には相応の余裕があることから、早春の弘前城と八戸の町の散策を想定していたところ、天候と列車の組み合わせから後者を選択することにした。  まずのお楽しみは新幹線。何度も乗っている東北・北海道新幹線だが、今回乗車する「はやぶさ10号」は1日数往復だけ運用に入るH5系新幹線電車が担当する列車なのである。H5系はJR北海道の車両で、現在は4編成がデビューしている。

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第一章 早春北帰行と帯広弾丸&四国フリー獲得旅(その2)

■この投稿は全文が有料記事です。 7 名寄→音威子府 8 音威子府→旭川→札幌 9 札幌→新函館北斗 以上3本が掲載されています。

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