また髪の話してる
久しぶりに父に会ってきた。ただならぬ様子で「相談があるんだが...」と言ってきたのでビックリした。
聞くと、最近髪の生え際が後退して大変なのだと言う。それは確かに大変だ。
ハゲの息子はハゲるというのは遺伝的な問題であるから、父が後退するなら私も後退するということになるまいか。
育毛剤やシャンプーを試しているものの、戻らないと言う。当然だ。育毛剤を蒔いてタケノコのように生えてくるなら誰も苦労しない。
私は、幕末の佐久間象山や大村益次郎の例にとって「頭の良い人はデコが広い」という偏見をもっているから、気休めに言ってみたが「バカヤロー」と返された。
しかし今まで見た目なんて気にせず頭もボディーソープでゴシゴシ洗ってた人間が、還暦すぎた瞬間から気にし始めるのは、失礼ながら滑稽であった。
私自身、今現在後退の気配があるかと言うと全くそんな兆候はなく、どちらかというと多い方である。
今日も床屋に行くところなのだが、髪が「伸びる」というより「増える」と言った方が良いくらいで、2ヶ月もすればボサボサして逆に頭皮が腐るのではないかと恐れているのである。
それで鋤いてもらうわけであるが、これも暫くすると生えてきて我慢ならなくなる。
しかし父がそうであるなら先に述べたように息子もそうであるはずだから、今からでも対策をとっておくべきか。
頭皮を良くするタイプのシャンプーがあったら、教えてほしい。
インターネットを渡り歩いてまだ6年、色々なカテゴリを楽しみ、「消費者」として生きています。 そんな文化の消費者の毎日思ったことアレコレを書いていきます。雑記。