玉虫の生き方
玉虫というのは私ではない。今日は虫の話をしたい。
玉虫が幸運の虫と呼ばれるのは何故か。
それは生きている姿を見るのが珍しいからだ。
玉虫は植物食であり、幼虫時代には木の中にいて、成虫はエノキやケヤキの葉っぱを食べるのだ。
これだけなら、街路樹の葉っぱでも食べそうなものだし、そこら辺に居そうなものである。
しかし玉虫にはもう一つ特徴がある。
それはストレスに大変弱いということ。
飼育下の玉虫は人を恐れ、食べ物を殆ど食べないという。
「玉虫 飼育」で飼育日記等を見ると、飼育者が悪戦苦闘しながら葉っぱを与えている様子が書かれている。
ある人によると、10匹玉虫を飼っていても、1週間生き残るのは1匹以下であるという。
このため、生きた玉虫を見かけるのは、少し難しい。
都会では、絶滅危惧種に指定されている場所も多いと思う。
今の季節は見かけることは少ないだろうが、初夏あたりに山に探しに行くのも良いかもしれない。
玉虫を見れば幸運が訪れるだろう。
インターネットを渡り歩いてまだ6年、色々なカテゴリを楽しみ、「消費者」として生きています。 そんな文化の消費者の毎日思ったことアレコレを書いていきます。雑記。