映画

私は映画を見るのがあまり得意でない。
映画だけではなくて、本も、絵も
取りこぼすことなく真剣に受け止めようとするから
作品によっては、脳内で酔ってしまい先に進めないのだ

みんなに驚かれるけど、ナウシカは最後まで見れたことがない

くたびれてしまうのだ…

美術館も人が一番少ない時間に行って、見てはいくけど
最後には本当にへとへとになる
熱が出たこともある。

相性のいい作品は何時間だって見てられるから不思議だな。

お父さんは映画が大好きだ。
漫画もアニメも。

だから色々な引出しを持っていて
うらやましいなと思うこともある。

でも、私はみんなとは違うものに日々感動したり
誰も笑わないことでクスクス笑っていたり
美味しいものの事は1日中考えてられるし

じゅうぶん充たされている、どうってことないのだ。わはは

お父さんの今回のnoteを読んで
映画館に魔女の宅急便を見に行ったことを思い出した。

父の工場で働いていた、おじさん?お兄さん?といったのだった。(顔も名前も覚えてない)

なんでも、魔女の宅急便を見たいけど、男一人で見に行くのは、気が引けるから一緒に行ってほしい、とかだった気がする。

父親に「いく?」と聞かれ、
その頃は人見知りもしなかったので
快諾して見に行くことになった。

当時9歳だったのだけど、どんな感想だったかは忘れた。
でも最後まで楽しく見たことは覚えてる。

映画が終わって、おじさんが付き合ってくれたお礼に何か買ってくれるといった。

私は嬉しくて、プリントをはさむかわいいクリップを買ってもらうことにした。(そろばん塾で使いたかった)

選んだのは、けろけろけろっぴ。
顔の部分が色んな表情で、5つくらいのバリエーションがあった。

どれにしようかな?と思っていたら全部買っていいよと言ってくれた。

むちゃくちゃ嬉しかったな。

買い物を終えて、おじさんは家まで車で送ってくれた。

バイバイして家族でお見送りしていると、おじさんは家の塀に車をぶつけた。

みんなで苦笑いしていて、何だか申し訳ない気持ちになった。


大人になって、魔女の宅急便に出てくる画家のウルスラみただね。と何度か言われた。山にこもって絵をかいていたからだろう。

山ごもりの思い出はまた書こう。


という、つらつら日記でした。

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