白いネコのお話

もう何年前になるのかな…

近くにある町内会の物置の下
くるみが、やけに今日は覗き込んでるな～と思って
私も一緒に覗いてみました

白い布？
ぞうきん？

そんなモノがあると思っていたところ

もしかしてあれは
白い猫？
って思ってよ～く見てみたら

やっぱり白い猫

誰にも見られたくなくて
ここを最後の場所と決めたんでしょう…

すると

今まで何も臭わなかった場所から
風に乗ってフワ～っと
猫の死臭が

死ぬところは誰にも見せたくないけれど
いつまでもこんな場所に居たくないはず

見つけてくれて感謝
そんな言葉が頭の中に響いた

去り行く猫のプライドを感じました