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不妊治療のお金、こころ、仕事など、あれこれ【中編】

今回は
不妊治療をやって良かったと思えた事とは
何だろう?

考えてみました。

不妊治療を進めている最中は
目の前に起こってくる結果に
一喜一憂する日々でした。

今まで
不妊治療していた過去を
振り返る機会がなかったので
文字に起こして
整理してみます。


1,体外受精をやって良かったこと

①夫婦の絆が深まった

結婚式の誓いの言葉で
「病めるときも
 健やかなるときも、、、」という一節がありますが

文字通り
「病めるとき」
(病気ではなく、心が落ち込む、という意味で)
に、パートナーが支えてくれたから
治療を続けてゆけたと思いました。

②命が育まれる過程を可視化できる

通常の妊娠では
見る機会のない
受精卵を見ることができます。

私は
来たるべき時がきたら
我が子に
受精卵だった時の写真を見せて
貴方は体外受精で生まれてきたんだよ
と伝えようと思っています。

命の神秘や尊さを
子供と一緒に学んでいきたいと
考えています。

③体外受精をしている人、した人に共感をもてる

私の周りにも
意外と不妊治療している人や
体外受精経験者がいます。

センシティブな内容なので
おおっぴらには話せませんし、
マウントを取るような事は
絶対に避けたいですが

相談を受けた時に
共感しながら
聞き役になる事は出来ます。

④新たな自分に出会えた

これは
人それぞれだと思いますが
私の場合は
自分がどんな人間かを再確認した気がします。

良くも悪くも
人生の選択を迫られる場面に出くわすと
潜在的な自分が出てくると思います。

ただ、
④に関しては
「不妊治療の真っ只中」に
こんな風にポジティブに捉えることが出来ていたか?
と言うと

多分、答えは
NO
です。

治療をしていた当時は
できるだけ早く「結果」が
出て欲しい!
という気持ちが強くて

なかなか良い結果に恵まれない時は
酷く落ち込み、
それを紛らわす為に
仕事に打ち込んだり
趣味に没頭したりしていました。  

体外受精も、
結果的には一回の移植で妊娠、出産という
結果でしたが

採卵、胚盤胞の結果は
決して
年齢的に満足のゆくものではなかったです。

現在、不妊治療中、
体外受精にチャレンジ中の方が

もし、この記事を読んでいらっしゃるとすれば

特に何も
有益な情報がなくて
申し訳ないです、、、が!

心から
貴方の頑張りを応援しています。 

充分頑張っていらっしゃるのだから
頑張りすぎないでくださいね、とも
お伝えできればと
思います。

家族として
支えていらっしゃる方であれば、

ただ優しく見守っていてね、
たまには理不尽な事で迷惑をかけるかもしれないけれど、、、

当時の私であれば
こんな言葉を欲していたな〜
と。

また、時が経って
振り返ると
違った考えになりそうです。

読んで下さり
ありがとうございました😊

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